ユニクロの7月の既存店売上高は0.1%増、ワークマンとしまむらも増収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の7月の売上高(オンライン販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比0.1%増だった。都内で昨年6月撮影(2021年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の7月の売上高(オンライン販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比0.1%増だった。前年実績を上回るのは3カ月ぶり。

 新型コロナの影響による臨時休業は7月末時点で6店舗、時短営業は143店舗で行っており、これらの店舗も既存店に含めている。7月は気温が高く推移したことで夏物を中心に販売が好調だった。客数は2.8%増えたが、客単価は2.6%減だった。

 そのほかの衣料品チェーンでは、ワークマンの7月の既存店売上高が5.4%増と2カ月ぶりのプラスとなった。空調ファン付きの作業着や冷感素材の夏物衣料が売り上げをけん引した。客数は2.1%増、客単価は3.2%増だった。

 しまむらの既存店売上高も3.9%増で、2カ月ぶりのプラスだった。前年は巣ごもり需要や給付金の支給で売り上げを伸ばしたが、プライベートブランド商品などが好調で前年実績を上回った。19年7月との比較では13.2%増(休業・時短店舗を除く)だった。

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