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6月ホームセンター業績 前年の反動大きく、客単価もマイナス

雨上がりの都内
主要ホームセンターの6月の業績は、前月に引き続き、前年のコロナ需要による反動から減収となった。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 主要ホームセンターの6月の業績は、前月に引き続き、前年のコロナ需要による反動から減収となった。前月の5月は、指標の一つ客単価はプラスに動いたが、6月は客単価もマイナスとなった。

 前年は、1回目の緊急事態宣言が5月25日に解除されたことや、特別定額給付金の支給が行われたことで、客数、客単価が大きくプラスとなり、売上高も大幅に伸長した。

 ただし、前年の伸び幅に比べると、今年の下げ幅はまだ小さいところが多く、昨年を異常値と捉えると、2年前に比べても今年の市場は伸びていることがうかがえる。

主要ホームセンター6月の業績前年同月比

社名 2020年6月
既存店
売上高
2021年6月
既存店
売上高
既存店
客数
既存店
客単価
全店
売上高
コメリグループ計 20.1 ▲ 9.2 ▲ 8.9 ▲ 0.4 ▲ 6.6
PW 24.9 ▲ 8.6 ▲ 11.2 2.8 ▲ 1.6
Big.H&G(旧HC) 19.7 ▲ 10.6 ▲ 9.7 ▲ 1.0 ▲ 8.6
H&G 17 ▲ 8.3 ▲ 7.3 ▲ 1.1 ▲ 8.7
DCM ホールディングス 19.4 ▲ 9.8 ▲ 8.3 ▲ 1.5 ▲ 11.4
コーナン商事 15.7 ▲ 5.6 ▲ 13.7 ▲ 1.7 ▲ 2.6
ジョイフル本田 6.7 ▲ 6.5 ▲ 12.6 8.4 ▲ 6.2
ナフコ 12 ▲ 13.5 ▲ 13.6 ▲ 1.1 ▲ 13.6
ビバホーム 5.2 ▲ 9.7 ▲ 9.3 ▲ 0.4 ▲ 6.1
ケーヨー 20.9 ▲ 15.8 ▲ 12.9 ▲ 3.4 ▲ 16.6
アークランドサカモト 30.6 ▲ 13.0 ▲ 14.8 2.2 ▲ 11.6
ハンズマン 16.2 ▲ 11.5 ▲ 8.7 ▲ 3.1 ▲ 11.5
アレンザホールディングス 18.9 ▲ 8.8 ▲ 7.7 ▲ 1.2 ▲ 6.9
内HC事業 19.5 ▲ 10.8 ▲ 9.2 ▲ 1.7 ▲ 8.9
ジュンテンドー(HC店舗) 25.3 ▲ 8.9 ▲ 5.3 ▲ 3.9 ▲ 8.9
イオン九州(HC店舗) 25.3 ▲ 14.4 ▲ 16.6