家電にクスリ、家具にコンタクトレンズ… フードデリバリー各社がこぞって日用品配送に参入するワケ

若狭 靖代(ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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 自社倉庫を立ち上げ予定のフードパンダ

 2020年9月に日本上陸を果たした、ドイツのフードデリバリー大手「デリバリーヒーロー(Delivery Hero)」が展開する「フードパンダ(foodpanda)」も、今注目を集めているサービスの一つだ。神戸や横浜など6都市でスタートし現在は全国20都市にまでエリアを拡大、21年4月には東京都内の一部地域でのサービスを開始し、同時に韓国の「ウーワブラザーズ(Woowa Brothers)」傘下のダブリュービージェー(東京都)が運営するフードデリバリーサービス「フードネコ(FOODNEKO)」の吸収統合も発表している。

 フードパンダは、飲食店メニューでは出前館やウーバーイーツなどと競合する部分も多いが、日用品の配送については独自の方針を打ち出している。「D Mart」という自社倉庫を拠点として配送を行う仕組みを21年下期中に立ち上げる予定で、これは高齢者やファミリー層の日用品ニーズに応えることを目的としたサービスだという。自社で商品を用意することで、よりユーザーニーズに応えるラインアップを可能にし、他社との違いを明確にしたい考えだ。

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