[29日 ロイター] – 米クレジットカード大手マスターカードが29日発表した第1・四半期決算は利益が市場予想を上回った。クレジットカードによるクロスボーダー決済は大幅に減少したものの、全体的な個人消費の改善が寄与した。
純収入は前年同期比4%増の42億ドル。市場予想は39億9000万ドルだった。増収は4四半期ぶり。
一方、クロスボーダー決済は現地通貨ベースで17%減となった。
一時項目を除く純利益は17億ドル(1株当たり1.74ドル)と、前年同期の18億ドル(同1.83ドル)から減少。ただ、リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均(1株当たり1.57ドル)は上回った。