週刊コンビニニュース ファミリーマート、5本分がオトクになる「ファミマのボトルキープ」を開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートは3月30日から、1本100円(税込)で販売しているPB「ファミリーマートコレクション」のペットボトル飲料「水」・「お茶」24本分を、「ファミペイ」で購入すると5本分・500円安くなる「ファミマのボトルキープ」の取り組みを始める。店舗を冷蔵庫感覚で利用してもらうことを目的に実施。「ファミペイ」アプリから「ボトルキープチケット」を選択し、電子マネー「FamiPay」で支払いする。回数券方式のため、希望本数を持ち帰ることができる(3月23日〜29日のニュースをまとめました)。

ファミリーマートの外観

セブン-イレブン①
レジ袋代金でペットボトル回収機設置
“セブンプレミアムゴールド”から初のレモンサワー
「伊藤久右衛門」監修の宇治抹茶スイーツ

 セブン-イレブン・ジャパンは、昨年7月から今年2月までのレジ袋代金の「本部収益相当額」約5億6,500万円を、ペットボトル回収機の設置費用や、「セブン-イレブン記念財団」による清掃活動などの資金として役立てる。2021年度は、約1000台のペットボトル回収機の設置を予定している。。

 また同社は、サッポロビールとの共同開発商品「セブンプレミアムゴールド金のレモンサワー」(400ml・アルコール分6%、税込217円)を3月29日に発売した。レモン果汁10%で、レモンポリフェノール配合に特長がある。

 京都宇治の老舗お茶屋「伊藤久右衛門」監修の宇治抹茶スイーツ4品を3月23日、セブン-イレブン・ジャパンは全国のセブン-イレブン各店舗で発売した。今回発売の4品は、「宇治抹茶チーズクリームサンド」(税込278円)、「宇治抹茶あんみつ」(税込345円)、「宇治抹茶テリーヌショコラ」(税込226円)、「宇治抹茶ちょこ餅」(税込172円)。スイーツのためにつくられた黄金比ブレンドの宇治抹茶を使用した。

セブン-イレブン②
<静岡県>「浜松産チンゲン菜」「三ヶ日みかん」を使った4品
<地域限定>「赤城和牛」を使用した3品

 セブン-イレブン・ジャパンは、地元の優良な食材を使用した商品を、浜松市を中心とした静岡県のセブン-イレブン各店舗で3月25日から発売した。全国でもトップクラスの出荷量を誇る「浜松産チンゲン菜」や、高い日照量の恩恵を受け甘みが特長の「三ヶ日みかん」を使用した。

  • 「浜松産チンゲン菜の五目あんかけ焼そば」(税込550円)
  • 「浜松産チンゲン菜と海老餃子の中華スープ」(税込321円)
  • 「もち麦もっちり浜松産小松菜とわかめ御飯」(税込124円)
  • 「三ヶ日みかんのダブルシュー」(税込162円)

 また同社は、群馬県の優良な食材「赤城和牛」を使用した商品を、群馬県と埼玉県の一部店舗で4月1日から発売する。県の特産品である「赤城和牛」の消費を促すことを目的にしたもの。

  • 「赤城和牛の牛すき鍋」(税込699円)
  • 「厳選米おむすび赤城和牛の牛しぐれ煮」(税込216円)
  • 「赤城和牛の牛すき弁当」(税込626円)

ファミリーマート①
地域医療を守る取り組みで寄付
“ファミマの推し弁”「炙り焼 豚丼」

 ファミリーマートは、松岡紙業と連携した古紙回収事業「カミカラドクター事業」の収益の一部(2社・約107万円)を3月22日、「静岡県医学修学研修資金貸与事業」に寄付した。松岡紙業が静岡県内のファミリーマートの一部店舗に古紙回収ボックスを設置し、回収した古紙の売却益の一部を、県内の地域医療に貢献する意思を持つ医学生支援のために活用されるもの。寄付金の贈呈は今回で2回目となる。

 また同社は、おいしさとボリュームを兼ね備えた“ファミマの推し弁”シリーズの「炙り焼 豚丼」(税込498円)を3月23日に発売した。“ファミマの推し弁”シリーズはこれまで3品が発売され、弁当の週間売上ランキングで1位を獲得した実績を持つ。今回は、豚バラ肉を炙り焼きにし、香ばしくジューシーな味に仕上げた。

ファミリーマート②
「40のいいこと!?」で「Convenience Wear」を展開
コスメブランド「sopo」の春夏新商品

3月23日ファミリーマートは、関西限定で展開していた「Convenience Wear」を全国に拡大する。「いい素材、いい技術、いいデザイン」を目指したCVSの衣料品で、シンプルで使いやすく、男女ともに着やすい「いいデザイン」、着心地のよさと環境に配慮した「いい素材」、編み仕様など、こだわりの「いい技術」を採り入れた。

 また同社は、化粧品ECプラットフォーム「NOIN」を運営するノインのコスメブランド「sopo(ソポ)」の新商品を3月30日から発売する。トレンドのメイクアップアイテムを、高品質かつリーズナブルな価格で提供していく。withコロナに対応した、マスクに付着しにくく、カバー力とナチュラルなツヤ感を兼ね備えた「クッションファンデーション」(各・税込1,815円)と、アイシャドウとペンシルアイライナーが1本になった「パウダー&ライナー」(各・税込1,265円)など。

ローソン①
「なでしこ銘柄」に選定
「ローソン・ポプラ」への転換が中国地区でスタート
「健康」「SDGs」「生活応援」が軸の商品続々登場

 経済産業省と東京証券取引所が共同で「女性活躍推進」に優れた実績を持つ上場企業を選定した「なでしこ銘柄」に、ローソンが選定された。ローソンの選定は今回で6回目となる。ローソンはこれまで、事業所内保育施設の開園、若手女性社員向けのキャリア開発研修、育児休暇中の社員への会社情報の提供や復職後のキャリア形成を目的とした集合研修、女性管理職候補者を育成するリーダーシップ研修などの多種多様な取り組みを実施し、育休後の復職率は94.1%までに高まっている。また、男性社員の育休取得率においても、2020年度は94%と高い水準にある。

 また同社は3月から6月にかけて、関東から九州地域の「ポプラ」および「生活彩家」の109店舗を、「ローソン・ポプラ」または「ローソン」に転換していく。転換店舗はポプラが100%出資する子会社ポプラリテールが運営する。「ローソン・ポプラ」はポプラの既存店を改装。通常のローソン店舗の品揃えに、ポプラの看板商品で強みでもある、店舗内で炊いたご飯を盛り付ける「ポプ弁」を加える。

 3月30日ローソンは、直接手を触れずにそのまま食べられる新タイプのおにぎり「スティックおにぎり」、4月20日には、シールド乳酸菌®を100億個配合した「健康をサポートするサラダ」、4月27日には、食品ロス削減につながり、解凍の手間がない、いつでも好きな時に食べられる「冷凍デザート」を順次発売する。

ローソン②
チルド弁当の新シリーズ「これが弁当」
<鹿児島県>「焼肉なべしま」初の監修商品
香りが変化する「洗顔シート香りマジック」

 ローソンは新シリーズ「これが弁当」として3月23日、4品のチルド弁当を発売した。チルド弁当は、陳列・販売の温度帯を下げることで鮮度を長く保てるため、食品ロス削減につながる利点がある。「これが鶏竜田揚げ弁当」、「これが豚生姜焼弁当」、「これがチキン南蛮弁当」(いずれも税込550円)、「これがビーフハンバーグ弁当」(税込598円)の4品

 また同社は3月30日から鹿児島県の店舗で、「焼肉なべしま」が監修した「ビビンバ丼(もち麦入ご飯)」(税込598円)と「焼おにぎり(牛焼肉)」(税込180円)を発売する。「焼肉なべしま」のグループ店舗以外での監修商品の販売は初めて。

 拭いたときとその後で香りが変化する「香りマジック」を使用した「花王メンズビオレ洗顔シート香りマジック」携帯タイプ20枚入り(税込271円)を、ローソンは3月30日に発売する。汗を拭くときはシャキっと爽快なレモネードの香り、拭いた後はほんのり甘い焦がしバニラの香りが楽しめる洗顔シート。

ミニストップ
パンチの効いたスナック菓子
“家飲み”にマッチした「紅生姜唐揚げ」

 ミニストップは、「ポテトチップスにんにくパンチ」、「ポテトチップスからあげパンチにんにく醤油味」に続く、第3弾の「辛みそホルモンスナック」(税込108円)を3月23日に発売した。味噌フレーバーに唐辛子とにんにくをブレンドすることで、パンチの効いたにんにくと旨みが後を引く辛みそ仕立て。また3月30日には、食べた瞬間にパンチのあるにんにくの香りが口の中に広がり、後からしょうがの風味が楽しめる「ポテトチップス スタミナパンチ(税込108円)も発売する。

 また同社は、“やみつキッチン”シリーズ第2弾の新商品「紅生姜唐揚げ」(4個・税込203円、7個・311円)を3月24日に発売した。紅生姜の辛味が酒のつまみにぴったりな唐揚げで、衣に混ぜた紅生姜の千切りの食感を楽しめる。紅生姜の風味を活かすため、淡白な鶏むね肉を使用した。

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