週刊コンビニニュース セブン-イレブン「Jブルークレジット・カーボンオフセット」に参画

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。セブン-イレブン・ジャパンは、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(国土交通大臣認可法人)が発行する「ブルークレジット・カーボンオフセット」に参画する。カーボンオフセットとは、削減が困難な温室効果ガスの排出について、他の場所で行った排出削減や吸収促進を「クレジット」として購入することで埋め合わせる(オフセット)もの。今回の取り組みでは、セブン-イレブン・ジャパンが「Jブルークレジット」を購入し、横浜港におけるアマモ藻場づくり活動の取り組みの活性化を支援、CO2排出量の削減に寄与する。アマモは海中の栄養を吸収し、酸素を放出することで海水を浄化する作用があるため、「ブルーカーボン」(海洋生物によって吸収された炭素のこと)効果が期待される(3月16日〜22日のニュースをまとめました)。

セブンイレブン

ファミリーマート①
JAグループと資本・業務提携で契約書を締結
<北陸地方>「福井フェア」を開催
“ごちむすび”シリーズ好調で新たに2種類追加

 全農・農中(JAグループ)と伊藤忠商事が締結した基本契約書に基づき、ファミリーマートを含む4者が業務提携契約書を締結した。今後はそれぞれの経営資源を活用し、①店舗開発、②商品開発、③国産農畜産物販売、④金融・情報・デジタル、⑤輸出促進、の各分野で連携を図り、新たなシナジー創出を目指していく。

 ファミリーマートは、3月15日に締結した福井県との「包括連携に関する協定」を記念して、県の食材や食をテーマにしたオリジナル商品を発売する「福井フェア」を開催。連携項目は、①福井ブランドの発信に関すること、②地域の安全・安心に関すること、③県政・観光などの情報発信に関すること、④その他、県民サービスの向上、地域の活性化に関すること、などで、今回は県のソウルフードとも言える「ソースカツ丼」(税込498円)や、県産もち粉を使用した「羽二重餅入りきなこシュー」(税込230円)など、7種類の商品を県のブランドとして発信した。福井県、石川県、富山県で発売。

 また同社は3月16日、米と具材にこだわったおむすび“ごちむすび”シリーズから、国産海鮮具材を使用した2品を発売した。今回発売した2品は、青森県陸奥湾産のほたてを使用した「ほたてバター醤油」(税込198円)と、宮城県で水揚げされたさばを使用した「炙りとろさば」(税込168円)。“ごちむすび”の発売開始は昨年10月からで、3月15日時点で累計販売食数は4,000万食を突破した。

ファミリーマート②
「40のいいこと!?」で定番のパンをリニューアル
初のメープル使用の焼き菓子5品

 ファミリーマートは、40周年に向けたチャレンジ「40のいいこと!?」の取り組みのひとつとして、オリジナルパンブランド「FAMIMA BAKERY」から「ファミマ・ザ・メロンパン」(税込118円)と「ファミマ・ザ・カレーパン」(税込130円)を3月23日に発売する。定番商品の“メロンパン”と“カレーパン”をリニューアルしての販売。メロンパンは発酵バターの香りと“サクサク”“ふんわり”のコントラストが楽しめ、カレーパンは欧風カレーのおいしさを感じられるよう仕上げた。

 また同社は、サザビーリーグが展開するpatisserie KIHACHI監修の焼き菓子「メープルバウムクーヘン」(税込189円)など、5品を3月23日に発売する。patisserie KIHACHI監修の商品は20年4月から販売しているが、焼き菓子は初となる。

ローソン
募金の受付方法と寄付先を追加
<東北地区>食物繊維にこだわったスープやおにぎり
抹茶味の生カステラやパン生地のコロネ

 ローソンは3月16日、WEB申込みによるクレジットカード決済での募金受付を開始し、子どもの居場所づくり支援などを行う「社会福祉法人中央共同募金」を寄付先として追加した。ローソンはこれまで、店頭募金(マチの幸せ募金)、Loppi募金(マルチメディア端末を操作してのレジ募金)、ポイント募金(マルチメディア端末からのポイント募金)を実施し、2020年度(2020年3月〜2021年2月)の募金総額は2億7,067万円だった。

 また同社は3月16日に東北地区の店舗で、食物繊維が簡単に摂れる「食べるスープ!肉団子と春キャベツのコンソメスープ」(税込399円)、「アーモンドが入ったオムライスおにぎり(もち麦入り)」(税込160円)、オリゴ糖が手軽に摂れる「皮まで美味しいシュークリームいちご(オリゴ糖)」(税込135円)を発売した。青森県内の食品メーカーや青森県、県食生活改善推進員連絡協議会などと協力し、開発したメニュー。

 3月23日から順次、2回目のリニューアルとなる「バスチー-バスク風チーズケーキ-」(税込225円)や、ふんわりとした口どけと春らしい味わいが楽しめる「生カステラお抹茶」(税込225円)、サクサク感が特長の「パイコロネ カスタードホイップ」(税込200円)など、5品のスイーツをローソンは発売する。人気の高い「バスチー-バスク風チーズケーキ-」のリニューアルでは、「もっとチーズ感が欲しい」「カラメルの風味を強くしてほしい」といった要望を反映した。

ミニストップ①
“やみつキッチン”シリーズの第1弾は「チャーシュー弁当」
にんにくづくしのチキンステーキ

 ミニストップは、2021年度から開始する“やみつキッチン”シリーズの第1弾として、「チャーシュー弁当」(税込599円)を3月23日に発売する。厚さ約6ミリのチャーシューを4枚盛り付けた、インパクトのあるボリューム系の弁当になっている。

 また同社は、3種のにんにくを使用した「チキンステーキ香ばしにんにく」(税込181円)を3月19日に発売した。おろしにんにく、ガーリックパウダーに加え、隠し味にソテーしたガーリックの3種のにんにくで下味をつけ、香ばしく焼き上げた。さらに仕上げのローストガーリックパウダーで、やみつきになる味わいを実現した。

ミニストップ①
「のむソフトクリームバニラ」
ケーキ屋さんがつくったアイスケーキの第5弾

 ミニストップは、人気のソフトクリームバニラをイメージしたオリジナルドリンク「のむソフトクリームバニラ」(税込181円)を3月16日に発売した。溶けることを気にせず“いつでもどこでも好きなタイミングで”手軽に楽しめる、ドリンクタイプのソフトクリーム。

 3月16日、“フローズンスイーツ”の第5弾商品としてミニストップは、ドンレミーの「アイスショートケーキ」と「アイスきなこティラミス」(いずれも税込194円)を発売した。ひんやりとしたアイスでありながら、しっとり食感も味わえるスティックタイプの新感覚スイーツ。

セイコーマート
素材にこだわった“和”のアイス

 セイコーマートは3月20日、北海道十勝産の小豆を使用した「Secoma 北海道あずきモナカ」(税抜140円、茨城・埼玉県160円)と、静岡県島田産の香り高い有機抹茶と道産小豆の小倉あん使用の「Secoma島田産抹茶かき氷」(税抜120円、茨城・埼玉県130円)を発売した。セコマグループのダイマル乳品(モナカ)と北海道ミネラルウォーター(かき氷)が製造した。

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