2月ホームセンター業績 コロナ感染拡大から2年目、既存店ベースで売上増続く

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 2021年2月、前年に新型コロナウイルスの感染が広がり、ホームセンターの業績が一転してプラスに転じてから1年が経った。

 20年2月は閏年により例年より営業日が1日多いこともあり、21年2月の業績が前年を上回れるかどうか注目されたが、多くのホームセンターで、既存店ベース売上高は前年同月比でプラスとなった。生活様式の変化で需要の高まった、DIY用品、ガーデニング資材等が堅調だったことに加え、全国的に気温も高く推移したことから、花苗、培養土、肥料や外回りの補修用品が好調だった。営業日数が前年より1日少ないこともあり、客数は伸び悩んだが、客単価がカバーした形だ。各社の既存店売上高の増減は以下の通り。

>DCMホールディングス 0.7%増
>コーナン商事 1.7%増
>コメリ 2.6%増
>ジョイフル本田 3.8%増
>ナフコ 0.8%増
>ケーヨー 3.4%減
>アークランドサカモト 11.5%増
>島忠 1.3%減
>ハンズマン 1.0%増
>アレンザホールディングス 1.8%増
>ジュンテンドー(HC店舗) 3.6%増
>イオン九州(HC店舗) 0.8%増
>綿半ホールディングス(小売事業) 4.4%減

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