玩具大手レゴ、昨年は2桁成長 巣ごもり消費が寄与

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デンマークの玩具大手レゴのニールス・B・クリスチャンセンCEOは、2020年に再び2桁成長を実現したと表明した。写真はドイツのボンで2017年9月撮影(2021年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[コペンハーゲン 10日 ロイター] – デンマークの玩具大手レゴのニールス・B・クリスチャンセン最高経営責任者(CEO)は、2020年に再び2桁成長を実現したと表明した。

新型コロナウイルスの流行を背景に自宅でブロックで遊ぶ家族が増えた。

同CEOは長年にわたる投資の成果が出たとし、オンラインの販売システム改善や、スマートフォンで操作できるレゴロボットなど、新製品の開発を進めたことが寄与したとの見方を示した。

レゴは10年にわたる2ケタ成長が2017年にストップ。同年にクリスチャンセン氏をCEOに起用した。

2020年の売上高は13%増の437億デンマーククローネ(69億8000万ドル)。2019年は6%増だった。

営業利益は19%増の129億クローネ。

同CEOはロイターに対し、デジタル化をさらに進めるため、2021年に「数百人」を雇用する方針も示した。

オンライン販売額は明らかにしなかったが、同社のウェブサイト「Lego.com」への訪問者は1年間で2億5000万人以上に倍増したという。

CEOによると、レゴの世界市場シェアは約1%ポイント拡大。実店舗も134店舗増やした。うち91店舗は、成長率が最も高い中国の店舗。

2021年も120店舗を開設する予定。うち80店舗は中国で開設する。

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