全国スーパー、20年の既存店売上高は0.9%増、5年ぶりのプラス

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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売上高が前年実績を上回るのは、全店ベースでは2年ぶり。千葉で2020年5月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 日本チェーンストア協会が発表した加盟56社の2020年の売上高は、全店ベースで前年比2.6%増の12兆7597億円だった。既存店ベースでは0.9%増となった。売上高が前年実績を上回るのは、全店ベースでは2年ぶり、既存店ベースでは5年ぶり。

 2月以降は新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛で内食需要が増加し、食料品が好調に推移した。食料品の既存店売上高は4.7%増で、総菜(0.2%減)を除いて生鮮3部門やその他食品など全てがプラスだった。

 逆に衣料品は外出自粛の広がりで季節商品が動かず、16.9%減と大きく落ち込んだ。特に1回目の緊急事態宣言のあった4〜6月が30.2%の大幅減。10〜12月は6.2%減にまで回復した。

 住関品は1.1%減だった。衛生関連商品を含む日用雑貨が1.4%増と伸びたが、医薬・化粧品(2.4%減)、家具・インテリア(0.3%減)などその他の部門はいずれもマイナスだった。

 なお、20年12月の月次売上高は既存店ベースで前年同月比2.7%増と3カ月連続で前年実績を上回った。食料品は4.0%増、住関品は4.3%増と共に好調だった。衣料品は7.7%減と苦戦した。

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