しまむら、3〜11月期の営業利益は64.5%増、部屋着や寝具など好調

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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しまむらの看板
新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要で、部屋着や寝具などの販売が好調だった。

 しまむらが発表した2020年3〜11月期の連結業績は、売上高が前年同期比2.6%増の4044億円、営業利益が64.5%増の311億円、純利益が70.5%増の215億円だった。新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要で、部屋着や寝具などの販売が好調だった。

 広告・販促の抑制で販売管理費が減少したほか、値下げが減ったことから粗利益率が高まり、大幅な増益につながった。直近の9〜11月期は気温の低下に伴って冬物の販売が伸び、売上高が15.6%増、営業利益は3.3倍に急増した。

 既存店売上高は、主力のしまむら事業が1.0%増、アベイル事業が1.2%減、バースデイ事業が11.6%増だった。

 21年2月期通期の連結業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比1.3%増の5286億円、営業利益は34.4%増の308億円、純利益は46.3%増の192億円を見込む。

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