週刊コンビニニュース セブン-イレブン・ジャパン、CO2排出量削減・省エネ型店舗の実証実験を開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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一週間のコンビニエンスストア(C V S)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。セブン-イレブン・ジャパンは、最新の設備・技術を利用した省エネ化の実証実験店舗として、「青梅新町店」を11月25日にオープンした。店舗運営に伴うCO2排出量削減の取り組みを行うもので、さまざまな省エネ建物・設備および創エネ・蓄エネ設備を導入した店舗となる。これにより、外部調達電力については2013年度比で43%の削減、CO2排出量については同年度比で54%の削減を見込む。同店舗での試用、実証に基づき、全国店舗への拡大も検討する(11月24日〜30日のニュースをまとめました)。

セブンイレブン

セブン-イレブン
ペットボトル回収車両にバイオ燃料を使用
ドローンを使用した即時配送サービスの実証実験
「リモート就労支援研修」を実施

 セブン-イレブン・ジャパンは11月24日から、横浜市の一部店舗に設置している「ペットボトル回収機」で集めたペットボトルを武松商事(横浜市)の車両で回収する際の燃料として、ユーグレナ社の「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用する。カーボンニュートラル(*)を実現し、「サプライチェーン全体でCO2排出量削減」を目指した取り組みの一環。

*カーボンニュートラル・・・ 燃料の燃焼過程で排出されるCO2をミドリムシの成長過程の光合成で吸収し、結果的にプラスマイナスゼロの状態にすること。

 また同社は、「セブン-イレブンネットコンビニ」で注文された商品や、アイン薬局の処方せん医薬品を、福岡市ヨットハーバーから同市西区能古島の島内3地点にドローンで即時配送する実証実験を行う。期間は12月2日から5日までで、セブン-イレブンのほかANAホールディングス、アインホールディングス、自動制御システム研究所、NTTドコモ、福岡市が参加する。

 大阪府立支援学校10校の生徒に対してセブン-イレブン・ジャパンは、11月25日・27日の2日間にわたり就労支援研修を行った。就労に向けて社会的自立を促進する取り組みで、今年で7回目の開催となる。今回はコロナウイルス感染拡大の影響で、リモートによる研修を初めて実施した。

ファミリーマート
神奈川県警と物資供給などで協定書を締結

 ファミリーマートは11月26日、災害が発生した際の警察活動に必要な物資の供給などを目的とした「災害時における物資の供給等の協力に関する協定書」を、神奈川県警と締結した。神奈川県のCVSでは初めての締結事例となる。

セブン-イレブン
<近畿2府4県>和歌山県産みかんを使った「有田みかんサンド」
「マザーズセレクション大賞」受賞の商品

 セブン-イレブン・ジャパンは、和歌山県産の有田みかんを使ったサンドイッチ「有田みかんサンド」(税抜278円)を12月2日、近畿2府4県のセブンイレブンで発売する。糖度が高く、甘さが特長の「有田みかん」をふんだんに使い、ホイップクリームにカスタードを加えて、みかんの酸味とマッチした味に仕上げた。

 また同社の販売するプライベートブランド「セブンプレミアム」の「食パン」が、一般社団法人日本マザーズ協会が主催する「マザーズセレクション大賞」を2年連続で受賞した。マザーズセレクション大賞は、便利な、元気になる、癒される、役立つなどの視点でママたちが投票して選出する賞。

ファミリーマート
FAMIMA BAKERY“金のラベル”シリーズの新商品
「ファミリーマートコレクション」から大袋タイプの菓子5種類
「シュクメルリ(グリルチキンとにんにくクリーム煮込み丼)」

 ファミリーマートはホットスナックの新商品として、鶏ムネ肉をサクサクの厚衣で揚げた「鶏天」(税込128円)を、11月24日から沖縄県を除く全国で数量限定で発売した。衣は塩・胡椒をベースに味付けしてサクサク食感に、鶏肉はヘルシーであっさりした食べやすいムネ肉を使用し、ふっくらジューシーの食感を実現した。沖縄県では地元企業とコラボした「チキン天ぷら」(税込120円)を昨年から販売しており、人気の定番メニューになっている。

 ファミリーマートは、オリジナルのパンを展開する「FAMIMA BAKERY」から、「明太バターフランス」と「ホイップクロワッサン」(いずれも税込158円)を、11月24日に発売。素材と製法にこだわった高付加価値ライン“金のラベル”シリーズの新商品として販売する。

 同社は、同社のプライベートブランド「ファミリーマートコレクション」から「4種のおせんべいアソート」(税込268円)や「8種類のおいしさ チョコレートアソート」(税込268円)などの大袋タイプの菓子5種類を、12月1日から順次発売する。

 12月1日にファミリーマートは、ジョージア料理“シュクメルリ”を弁当に仕立てた「シュクメルリ(グリルチキンとにんにくクリーム煮込み丼)」(税込498円)を発売する。既に販売中で、一時は品薄になるほどの人気となった「お母さん食堂 ごはんにちょいかけ!シュクメルリ」(税込298円)を、今回は手軽に食べられるよう、弁当仕立てにした。

ローソン
家系人気ラーメン店「吉村家」監修のホット麺・おにぎり

 ローソンは12月1日、家系ラーメンの“総本山”とも言われる「吉村家」の監修によるホット麺とおにぎりを全国で発売する。今回発売する商品は、チャーシュー、ほうれん草、海苔の家系ラーメンの具材と濃厚なスープが味わえる「家系総本山吉村家監修 横浜家系ラーメン」(税込550円)と、細かく切った焼豚を中具に入れた「吉村家監修 焼豚おにぎり」(税込150円)の2品。

ミニストップ
妖怪をモチーフにした「アマビエパフェ」
「タピオカ黒糖ミルク」と「温タピ 黒糖ミルク」

 ミニストップは、今年話題になった日本の妖怪“アマビエ”をモチーフにした「アマビエパフェ」(税込259円)を11月24日に発売した。「疫病退散」にご利益がある“アマビエ”をデフォルメし、パフェで表現した一品。

 また同社は、タピオカドリンクの新フレーバー「タピオカ黒糖ミルク」と「温タピ 黒糖ミルク」(いずれも税込378円)を11月27日に発売した。“黒糖ミルク味”は、タピオカドリンク専門店では“ミルクティー”と並ぶ人気のフレーバー。

ポプラ
「梅しょうゆむすび(音戸しらす入)」

ポプラは、広島市立広島商業高校の生徒と地元老舗企業の川中醤油が共同で考案して発売している「とろ〜り梅しょうゆ」使用のおむすび「梅しょうゆむすび(音戸しらす入)」(税込148円)を、12月1日から発売する。広島県の名産品である「音戸しらす」と、風味豊かな味わいとさっぱりした後味の「とろ〜り梅しょうゆ」がマッチしたおむすび。

セイコーマート
ハスカップ果汁を使ったグミ

 セイコーマートは11月30日、北海道苫小牧産のハスカップを使用した「北海道ハスカップグミ」を発売した。ハスカップの収穫は手摘みで行うため、シルバー人材センターの協力を得て収穫、セコマグループのダイマル乳品で搾汁してグミとして商品化した。北海道/税抜120円、茨城県・埼玉県/税抜128円。

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