日本KFC、テイクアウトなど好調で業績上振れ、通期営業利益は25.4%増に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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日本KFCホールディングスは11月11日、2021年3月期の連結営業利益予想を10億円引き上げ、前期比25.4%増の60億円とした。写真は上海で2015年7月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

 日本KFCホールディングスは11月11日、2021年3月期の連結営業利益予想を10億円引き上げ、前期比25.4%増の60億円とした。主力のケンタッキーフライドチキンでは、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続く中、テイクアウトやドライブスルーの利用が増えており、上半期(20年4〜9月)の既存店売上高が前年同期比17.9%増と大きく伸びた。

 デリバリー(宅配)サービスを導入する店舗も拡大しており、最高益を更新する見込みだ。21年3月期の売上高は8.6%増の865億円と従来予想を15億円上回りそうだ。

 また、日本マクドナルドホールディングスもテイクアウトやドライブスルーなどが好調で、20年1〜9月の既存店売上高は6.1%増と堅調に推移。20年12月期の連結営業利益は前期比3.5%増の290億円と増益を確保する見通しだ。

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