ホームセンター10月売上 前年の増税後の需要減の反動で大幅プラス

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ホームセンターの10月の業績は、昨年の消費税増税後の需要減の反動から、前年同月比で大幅にプラスとなったところが続いた。土日祝日日数は前年より1日少なかった。コメリによると、DIY用品、ガーデニング資材等の商品が引き続き堅調に推移しており、中でも家庭菜園に関連する商品が好調に推移しているとしている。また、気温の低下により暖房用品、防寒用品も好調に推移した。

 なお。ビバホーム(旧LIXILビバ)は上場廃止となったため、10月度以降の月次業績の発表を実施していない。

 主要ホームセンターの9月の既存店売上高前年同月比は以下の通り(カッコ内は2019年10月の増減比)。

>DCMホールディングス  11.7%増(10.9%減)
>コーナン商事    12.9%増(8.0%減)
>コメリ    15.3%増(11.8%減)
>ジョイフル本田    17.9%減(12.7%増)
>ナフコ    10.9%増(10.6%減)
>ケーヨー    4.3%増(6.2%減)
>島忠    5.2%増(0.1%減)
>アークランドサカモト   0.3%減(3.3%増)
>ハンズマン    5.5%増(6.9%減)
>アレンザホールディングス 15.9%増(9.8%減)
>ジュンテンドー(HC店舗)  34.0%増(14.4%減)

 ジョイフル本田とアークランドサカモトの月次締め日は20日で、両社の10月の業績は9月21日から10月20日のため、前年の駆け込み需要の反動を受けている。

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