ホームセンターの9月の業績は、昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動により、前年同月比でマイナスとなったところが続いた。また日曜日が前年より1日少なかったことも影響した。
一方、九州を地盤にするナフコ、ハンズマンは、台風の来襲などにより災害関連の商品が動いて売上はプラスになっている。また、コメリによると、巣ごもり需要は継続しており、工具、金物、木材、外資材、補修用品、植物は既存店ベースで3%増と堅調に推移している。コメリ以外にも、コーナン商事、ジョイフル本田、LIXILビバ、ケーヨー、島忠、アレンザホールディングス、ジュンテンドーなどは、昨年の9月の増収幅と比較しても今年の減収幅が小さい。
主要ホームセンターの9月の既存店売上高前年同月比は以下の通り(カッコ内は2019年9月の増減比)。
>DCMホールディングス 11.6%減(8.9%増)
>コーナン商事 8.1%減(9.7%増)
>コメリ 10.6%減(17.8%増)
>ジョイフル本田 8.4%減(11.3%増)
>ナフコ 0.9%増(17.9%増)
>LIXILビバ 19.1%減(20.2%増)
>ケーヨー 18.7%減(20.9%増)
>島忠 13.1%減(20.6%増)
>アークランドサカモト 6.4%増(5.4%増)
>ハンズマン 13.5%増(13.6%増)
>アレンザホールディングス 11.9%減(15.1%増)
>ジュンテンドー(HC店舗) 6.2%減(27.5%増)