週刊コンビニニュース ナチュラルローソン洗剤の「量り売り」を開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニエンスストアに関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。8月26日から、ナチュラルローソンの直営2店舗(芝浦海岸通店、神宮外苑西店)で、洗剤の量り売りの実験を始める。利用者は、専用のハカリで必要な量と価格を確認しながら充填し、充填後に発行されるシールを容器に貼ってレジで精算する。マイボトルがあれば、その都度新しい商品を購入することもないので、プラスチック容器の削減につながる。このサービスはどこまで広がるか(8月18日〜24日のニュースをまとめました)。

洗剤量り売り
画像引用元:PR TIMES

ローソン
<山梨県>「不在再配達荷物の店頭受け取り」サービスでエリア拡大
Uber Eats導入店舗が1,000店突破

 ローソンは佐川急便と連携し、既存店舗を活用した「不在再配達荷物の店頭受け取り」サービスの実験を、8月17日から来年2月28日までの間、山梨県内の54店舗で開始する。すでに栃木県内では、2月3日から24店舗で同様の実験を行っており、今回は山梨県に拡大した。実験では、佐川急便が投函する不在票に、「不在再配達荷物の店頭受け取り」の選択項目を追加。顧客は店舗で、不在票と引き換えに不在再配達荷物を受け取る。なお、実験を先行している栃木県の対象エリアでは、不在再配達に伴う配達トラックの台数が減少するなどの効果を上げている。今後、両県の実験結果を踏まえ、実施エリアをさらに拡大することを検討していく。

 ローソンでは、コンビニ商品を自宅まで届ける、新たなラストワンマイルの取り組みとして昨年8月29日にから始めたUber Eats導入が、1年で導入店舗数が12都府県で1,001店舗となった。東京都では23区内から注文できる体制が整い、8月20日には神奈川県と福岡県でも導入を開始。Uber Eatsの売上分がそのまま日販の上乗せとなり、加盟店の収益改善にもつながることから、導入店舗数が拡大してきた。

ナチュラルローソン
洗剤の「量り売り」を開始

 8月26日から、ナチュラルローソンの直営2店舗(芝浦海岸通店、神宮外苑西店)で、洗剤の量り売りの実験を始める。今回の量り売りでは、ニュージーランドで生まれたナチュラルデイリーケアブランド「ecostore」の食器用洗剤、洗濯用洗剤、デリケート用洗剤、柔軟剤の4種類を対象とした。利用者は、店内に設置された什器の商品タンクから、好みの容器に充填する。専用のハカリで必要な量と価格を確認しながら充填し、充填後に発行されるシールを容器に貼ってレジで精算する。マイボトルを持参しなかった顧客には、無料の容器を用意した。洗剤の量り売りについては、既製品の容器に使用されるプラスチックを削減できることや、コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、洗濯頻度が高くなっていることなどが、実施の決め手となった。今後、9月には病院内店舗への導入を進めるほか、店舗数やカテゴリーの拡大も検討していく予定。

セブン-イレブン
「大豆ミート」使用の11品

 セブン-イレブン・ジャパンは8月25日、大豆の加工品を原材料として使用したオリジナル商品11品を全国に先駆けて、九州7県の2,339店舗で発売する。「大豆ミート」は、飼料や水資源を多用する牛や豚と違い、持続可能な調達ができる食材として期待されており、栄養価も高く、植物性たんぱく質が手軽に摂れる食材のひとつとして注目されている。今回は、おにぎりやパン、弁当・惣菜など、幅広いカテゴリーで商品を発売する。

  • 「キーマカレーおむすび大豆ミート使用」(120円)
  • 「大豆ミートバーガーレタス&チーズ」(328円)
  • 「大豆ミートバーガーてりやきたまご」(320円)
  • 「大豆ミートドッグチリソース」(238円)
  • 「大豆ミートハンバーグのロコモコ丼」(498円)
  • 「冷しごま豆乳坦々麺大豆ミート使用」(468円)
  • 「さっぱり仕立ての春雨サラダ大豆ミート使用」(198円)
  • 「お豆のトマトスープ大豆ミート使用」(298円)
  • 「SOY BREADクロワッサン」(118円)
  • 「SOY BREADくるみパン」(148円)
  • 「SOY BREADソルトリング」(150円)/いずれも税抜価格

ファミリーマート
「ファミマの中華まん」を刷新
全米シェアNO.1の オリジナルスモークソーセージ

 ファミリーマートは「ファミマの中華まん」を刷新して、8月18日より全国で発売した。井村屋の協力のもとで毎年改良を重ねてきたが、今回は、ひと味もふた味も違うおいしさ実現するため、細部まで徹底的にこだわった。また、本格的なシーズン到来に向けて、定番商品に加えて、インパクトがある、バラエティあふれる商品も用意する。なお、今回から中華まんを入れる紙製の印刷インキを、生物由来の資源であるバイオマスから成分を抽出して製造した「バイオインキ」に、順次切り替えていく。

  • 「極旨黒豚まん」(198円)
  • 「熟成生地の本格肉まん」(130円)
  • 「とろ〜りチーズのピザまん」(130円)
  • 「ビーフカレーまん」(130円)
  • 「北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)」(130円)
  • 「北海道産大納言小豆のつぶあんまん」(130円)/いずれも税込価格

 ファミリーマートはまた、ジョンソンヴィル・ジャパン(東京都墨田区)の、スモークしたベストセラー商品のひとつ「ジョンソンヴィル オリジナルスモーク」(税込158円)を、8月25日から順次発売する。ジョンソンヴィルは現在、全米50州と世界40ヶ国で販売されていて、全米ではシェアNO.1のソーセージ。これまでの6本入りを、手軽に身近に味わってもらえるよう、1本入りタイプにして先行発売する。生の豚ひき肉を100%使用し、秘伝のスパイスで味付けした。

ミニストップ
「手巻北海道産炙りたらこ」
「初代ベルギーチョコソフト」、ほか

 ミニストップは、北海道産たらこを使用した新商品「手巻北海道産炙りたらこ」(税込108円)を、8月18日から発売。生たらこを日高昆布醤油使用のタレに漬け込み、たらこの表面を炙り焼きした。焼いたたらこの香ばしさと、中のしっとりした半生食感が楽しめる。

 ミニストップはまた、ベルギーチョコを使用した「初代ベルギーチョコソフト」(税込270円)を、8月14日から発売。2002年の発売以来リニューアルを重ね、18年間人気を誇ってきた“ベルギーチョコソフト”の復刻版の味を再現した。ミックスソフトのほか、それぞれ得盛も用意した(税込378円)。

 このほか、ミニストップは、マカデミアナッツチョコレートで有名な“ハワイアンホースト”監修のチョコスイーツを、8月18日から発売した。パフェ、プリン、クレープ、シュークリームの4品。

  • 「マカデミアチョコプリン」(226円)
  • 「マカデミアチョコパフェ」(291円)
  • 「しあわせクレープマカデミアチョコ」(194円)
  • 「マカデミアチョコシュー」(140円)/いずれも税込価格

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