コンビニ大手の減収続く、ファミマとローソンは5月も既存店が2ケタ減収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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都内のコンビニ店内
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でコンビニエンスストア大手の既存店売上高は、5月も3社揃っての減収となった。写真はロイター

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響でコンビニエンスストア大手の既存店売上高は、5月も3社揃っての減収となった。3社揃って前年実績を下回るのは3カ月連続で、ファミリーマートとローソンは、前月に続いて2ケタの減収だった。

 セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は5.6%減で、前月の5.0%減から落ち込み幅が広がった。客単価は13.7%増だったが、客数が17.0%減少した。

 ファミリーマートの既存店売上高は11.0%減で、前月の14.8%減に比べるとやや回復した。客数は19.9%減、客単価は11.2%増だった。5月25日に緊急事態宣言が全面解除されてからは、客数と売り上げは回復傾向にあるという。

 ローソンの既存店売上高は10.2%減。同社も前月の11.5%減に比べてマイナス幅が縮まった。客数は20.8%減、客単価は13.3%増だった。「ローソンストア100」については、日配食品や冷凍食品などが好調で、既存店売上高は8.4%伸びた。

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