5月の米オンライン・グロサリー売上高は66億ドル、前月に比べて24%増

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アメリカのスーパーマーケット
新型コロナウイルスの感染拡大により、米国では3月からグロサリーのオンライン売上高が大きく伸びているが、5月もその勢いが続いた。写真はロイター

 米コンサルティング会社のブリック・ミーツ・クリック(Brick Meets Click)の推計によると、5月の米国内のグロサリー(食料品)のオンライン売上高は、前月に比べて24%増の66億ドル(約7000億円)だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、米国では3月からグロサリーのオンライン売上高が大きく伸びているが、5月もその勢いが続いた。3月の売上高は40億ドル、4月は53億ドルだった。

 オンラインでの注文件数は前月比18%増の7350万件、1回当たりの注文金額は6%増の90ドルで、件数と金額がともに増えた。1人当たりの月間平均注文回数は1.7回で、4月の1.6回から微増だった。

 調査は5月20日から22日にかけて、ブリック・ミーツ・クリックと調査会社のマーカタス(Mercatus)が共同で行った。全米の成人(18歳以上)1724人にインターネットで、グロサリーのオンラインショッピングの利用について尋ねた。

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