東証、空運や旅行関連が買われる 緊急事態宣言の解除を好感

ロイター
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関西国際空港
航空券予約サイトを運営するエアトリが大幅続伸。午前9時40分現在、東証1部で値上がり率5位となっている。写真は3月14日、関西国際空港で撮影(2020年 ロイター/Edgard Garrido)

[東京 26日 ロイター] – 緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、26日午前の東京株式市場では空運や旅行関連株に買い戻しが入っている。

日本航空、ANAホールディングスは大幅高。東証33業種では空運株が値上がり率トップとなっている。旅客輸送サービスは新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の入国制限や外出自粛の影響により、2月以降旅客需要が急減している。市場からは「新型コロナ以降一番低迷していたところに買い戻しが入っている。第2波は依然として警戒されているが、とりあえず今は移動制限解除への期待が先行して買われている」(国内証券)との声が出ていた。

航空券予約サイトを運営するエアトリも大幅続伸。午前9時40分現在、東証1部で値上がり率5位となっている。宿泊施設向け予約管理システムなどを手掛ける手間いらず、旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドア、エイチ・アイ・エスなども買われている。

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