ユーロ圏小売売上高、3月は過去最悪の減少 コロナ抑制策響く

2020/05/07 12:24
ロイター

ベルギーでシャッターの閉まった店の前を歩く人
欧州連合(EU)統計局が6日発表した3月のユーロ圏の小売売上高は前月比11.2%減、前年比9.2%減となった。新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、外出制限などの措置が実施されたことで、過去最悪の減少となった。ベルギー・アントワープで4日撮影(2020年 ロイター/JOHANNA GERON)

[ブリュッセル 6日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が6日発表した3月のユーロ圏の小売売上高は前月比11.2%減、前年比9.2%減となった。新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、外出制限などの措置が実施されたことで、過去最悪の減少となった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比が10.5%減、前年比が8.0%減だった。前月比での減少は1999年の統計開始以降で最大。前年比での減少はさかのぼれるデータが存在する2000年以降で最大となった。

品目別では、食料品が前月比5.0%増、ネットショッピングと通信販売は2.6%増となった。一方、衣料品、履物、繊維製品、自動車燃料などは大きく減少。医薬品類も0.5%減少した。

国別では、フランスが前月比17.4%減と、ユーロ圏で最も大きく減少。ルクセンブルク、オーストリア、スペインがこれに続いた。イタリアとギリシャは3月の統計を公表しなかった。

増加したのはアイルランドのみ。前月比で0.1%増加した。ただ小売売上高は改定される公算が大きい。

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