ヤマザワ、20年2月期の営業利益は約2.9倍の増加、食品やマスクなどの販売伸びる

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ヤマザワ
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや除菌関連商品の販売が伸びたほか、学校の休校により食品などの売り上げも増えた。

 山形県が地盤の食品スーパー、ヤマザワは4月8日、2020年2月期の連結営業利益が前期比約2.9倍の6億2700万円になったと発表した。従来は54.5%減の1億円を見込んでいたが、一転した大幅な増益となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや除菌関連商品の販売が伸びたほか、学校の休校により食品などの売り上げも増えた。価格訴求を強化するため300品目の値下げを行ったことなどから、売上高は前期比0.9%減の1097億円と従来予想を若干下回る。

 一方、一部店舗の収益性低下に伴って固定資産の減損損失約6億円を特別損失として計上するため、純損益は2億2000万円の赤字(前期は2億4500万円)となった。従来予想では6000万円の黒字を見込んでいた。

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