三井物産、20年3月期に500億─700億円程度の減損損失の可能性

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 三井物産は3月27日、新型コロナウィルスの感染拡大とそれに伴う商品市況の下落により、2020年3月期の連結業績予想(当期利益4500億円)について、約500億円から700億円程度の減損損失が生じる可能性があると発表した。2018年1月10日、都内で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] – 三井物産は27日、新型コロナウィルスの感染拡大とそれに伴う商品市況の下落により、2020年3月期の連結業績予想(当期利益4500億円)について、約500億円から700億円程度の減損損失が生じる可能性があると発表した。

また事業環境の悪化や世界的な株式市場の混乱により、一部セグメントで固定資産の減損、株式時価評価に伴う評価損を計上する可能性があるとしている。

一方、世界経済の停滞による需要の減少、物流の混乱、原材料の調達への影響、人の移動制限による生産活動の一部停止などの影響でトレーディング事業の環境が悪化しているが、当期業績に重大な影響はないとみているという。

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