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週刊コンビニニュース セブン-イレブン、3温度帯対応の受取りボックスを実験

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。セブン-イレブンが3温度帯に対応した受取りボックスの実験を開始した。イトーヨーカドーネットスーパーで注文した品をコンビニ店舗で受け取れるというもの。コンビニを密に展開しているメリットを生鮮ECの拡大に活かすことができるという点で、自前では他社にはできない独自の取り組みになりそうだ(3月3日~9日のニュースをまとめました)。

セブン-イレブン
3温度帯対応の「受取りボックス」実験設置

 セブン―イレブンは3月4日より都内の2店舗で、冷蔵・冷凍・常温の3つの温度帯に対応した「受取りボックス」の実験設置を開始した。国内では初となる。

 商品の注文対象店舗は、イトーヨーカドーネットスーパー西日暮里店。受取店舗は、セブン-イレブン荒川南千住店と荒川町屋5丁目店の2店舗で、利用者が足を運ぶことになる最後の区間である「ラストワンマイル」の対応として実施するもの。イトーヨーカ堂のネットスーパーで注文した商品を、セブン-イレブン店舗に設置された専用の「受取りボックス」内で適切な温度帯で保管し、利用者は自身の都合時間に合わせて受け取ることができる。利用者は自宅で商品の到着を待つ時間が不要となり、外出時や帰宅時でも受け取れるため利便性が向上する。一方、ネットスーパー側の配達効率もアップする。

ファミリーマート
① 「健康経営優良法人2020(ホワイト500)」で認定

 3月2日、経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度の「健康経営優良法人2020(ホワイト500)」で認定された。特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。

 ファミリーマートの健康への取り組みについては、以下の「健康憲章」に基づいて行われている。
1. 社員が健康に働ける職場環境づくり
  社員がこころとからだの健康を満たし、楽しく元気に仕事にチャレンジできる環境を整える。
2. 社員の自発的な健康行動
  社員一人ひとりは、自身の健康に向き合い、長く豊かな人生を送るため、自発的な健康行動を取る。
3. ファミリーマートに関わるみんなの健康への貢献
  ファミリーマートは、自らの健康増進に取り組むとともに、こころやからだの健康に資する商品やサービスを提供することで、加盟店、お客さま、ファミリーマートに関わるみんなの健康と幸せな未来に貢献する。

② 「ファミペイ」絶好調 502万DL達成

ファミリーマートが昨年7月からサービスを開始したバーコード決済機能付きアプリの「ファミペイ」が、2月末で500万を超える502万のダウンロードを達成した。

 ファミペイはサービス開始以降、クーポンの配信やボーナス還元などの各種「お買得」企画を実施し、昨年11月からはファミペイ内でdポイント、楽天ポイント、Tポイントとの連携も開始。ポイントカードの提示、クーポンの提示、代金支払いをファミペイ上で完結できるようになった。3月10日からは、みずほ銀行と三井住友銀行の口座と連携したチャージも開始する。
 ファミペイは、スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」を手掛けるフラー(千葉県柏市)主催の「App Ape Award 2019」で、アプリ・オブ・ザ・イヤー優秀賞も受賞した。日常生活を支えるアプリとしてユーザー数が多い点などが評価された。

ローソン
休校措置へ2つの支援

 新型コロナウィルスの感染拡大を避けるため、全国の小学校・中学校・高校・特別支援学校の多くが休校となり、給食などで牛乳が提供されなくなったことを受け、2つの支援を行う。

 3月9日から20日まで、MACHI café「ホットミルク」を半額の65円(税込)、「カフェラテM」を30円引きの120円(税込)で販売する。また、学童保育の昼食をサポートすることを目的に、3月10日、17日、24日の3日間、おにぎり各日1万個・計3万個を希望する全国の学童保育施設に無償で提供する。
おにぎりの提供についてはローソンのホームページで案内。受付開始から2日間で、全国の施設2,586ヶ所の施設から要望があり、申込総数は約10倍の32万8,340個となった。ローソンは製造能力や配達人員能力の限り、要望に応えていく考え。

商品①ファミリーマート
餃子専門店と初コラボの1品

 イートアンド(東京都品川区)が運営する餃子専門店「大阪王将」とコラボレーションした「大阪王将監修 揚げ餃子(5個)」(税込168円)を、3月10日から全国発売する。

商品②ナチュラルローソン
“食塩・化学調味料不使用”のカレー発売

 3月3日から“食塩・化学調味料不使用”の「玄米のダールカレー(レンズ豆)&ココナッツチキンカレー」(税込550円)を発売。5月下旬ごろ、首都圏の約2,000店舗のローソンでも販売を予定している。

商品③ローソン
「ブリュレ」と「スフレケーキ」など5品

「バスチー」をはじめとする、食感や見た目、素材などにこだわった“新感覚スイーツ”の新作として、「パリとろ-パリとろブリュレ-」(税込285円)や「ふわしゅわ-スフレ-」(税込240円)など5品を発売する。3月10日から。昨年5月に発売した「バスチー」を皮切りに、ザクシュー、モチーズ、ホボクリムなどの新感覚スイーツは、累計で31種類7,900万個以上を販売。チルド和菓子カテゴリーの売上は、12ヶ月連続で前年を上回っている。

商品④ミニストップ
シーズン到来の「アップルマンゴーパフェ」

 2006年の発売以来、人気を誇る「アプルマンゴーパフェ」(税抜338円)を、3月6日から発売した。例年、春から秋にかけて数量限定で販売する「アプルマンゴーパフェ」は、マンゴー果肉、マンゴーソース、ソフトクリームバニラの絶妙な相性を味わえるパフェとして、根強い支持を持つ。