U.S.M.Hの20年2月期決算、営業利益は28%減、消費増税の影響で売り上げ低迷

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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マルエツ
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、2020年2月期の連結営業利益が前期比28.0%減の85億円になったようだと発表した。

 マルエツやカスミなど食品スーパー3社を傘下に持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は2月25日、2020年2月期の連結営業利益が前期比28.0%減の85億円になったようだと発表した。

 1月までの累計営業収益が前年同期比10.5%減の6357億円となるなど、売り上げが低迷したことが要因。営業利益は従来予想を42億円下回り、一転して減益となった。

 7月の天候不順、9月と10月の台風上陸に伴う休業や営業時間短縮に加えて、10月からの消費増税が大きな影響をもたらした。セルフレジの導入や作業標準化などによる販管費の抑制を強化したが、売り上げの低迷を補えなかった。

 20年2月期通期の営業収益は前期比0.7%減の6895億円と従来予想を205億円下回ったようだ。売り上げ低迷によって減損損失が想定を上回る見込みとなり、純利益は79.3%減の11億円と従来予想を43億円引き下げた。

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