サンドラッグの第3四半期決算を発表、前年同期比4.4%増の増収増益

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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サンドラッグ
2019年夏から楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」をドラッグストア全店で利用できるようにするなど、サービスの向上も進めた。

10日、サンドラッグが第3四半期の決算を発表した。

売上高4,643億円(前年同期比4.4%増)、営業利益277億円(同3.0%増)、経常利益282億円(同3.0%増)、純利益190億円(同3.4%増)となり、増収・増益だった。
セグメント別にみると、ドラッグストア事業(星光堂薬局含む)の売上高は3,218億円(前年同期比3.3%増)、営業利益は209億円(同1.4%増)。ディスカウントストア事業(ダイレックス)の売上高は1,723億円(前年同期比6.8%増)、営業利益は68億円(同8.3%増)だった。

自然災害や天候不順、増税後の反動減などのマイナス面はあったものの、店舗改装による品揃えの拡充や販売促進の強化、消費増税前の駆込み需要を取り込んだ結果、売上が増加。医薬品などの高利益商品の販売が好調だったことも後押しした。

また、MDの改善などによる売上総利益の向上、生産性向上など業務の合理化・効率化を推進し経費削減を進めた結果、利益面でも前年同期に比べ増加。他業態が苦戦するなかでも、増収増益を確保した。

当期のグループ全体の出店状況は、新規出店が34店、105店で改装を行った。2月10日時点で、グループ全体として1,155店舗となっている(ダイレックス285店舗含む)。

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