雪印メグミルクの第3四半期決算は増収増益も、将来予想は下方修正に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 雪印メグミルク株式会社は2月7日、第3四半期(4月-12月)の決算を発表した。売上高は4690億円(前年同期比2.1%増)、営業利益は148億円(同5.8%増)、経常利益は164億円(同7.8%増)、純利益は102億円(同7.3%増)となった。

 食品業界においては、人手不足を背景とした物流コストや人件費に加え、原材料コストの上昇や4月からの生乳取引価格の引き上げを含む大幅なコストアップなど厳しい状況が続いている。

 主である乳製品においては、プロモーションを積極的に行うなどし、市場優位性の高い商品は好調に推移した。また、近年注目されている機能性食品「毎日骨ケアMBP」の売上も伸長し、増収増益となった。

 しかし、20年3月期の連結業績予想については、当初の予想を下回るとして、売上高は前回予想より0.5%減の6120億円、営業利益は3.9%減の173億円、経常利益は2.6%減の190億円、当期純利益は4.2%減の115億円としている。

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