任天堂が20年3月期見通しを上方修正、スイッチの販売好調

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1月30日、任天堂は、2020年3月期の連結営業利益見通しを前年比20.1%増の3000億円に上方修正したと発表した。写真は都内で昨年11月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 30日 ロイター] – 任天堂は30日、2020年3月期の連結営業利益見通しを前年比20.1%増の3000億円に上方修正したと発表した。家庭用ゲーム機「スイッチ」やソフトの販売が好調に推移し、通期の販売予想を上方修正したことを踏まえた。

スイッチと9月に発売した携帯型の「スイッチライト」を合わせたスイッチファミリーの販売台数予想は、従来の1800万台を1950万台に、ソフトは1億2500万本を1億4000万本に、それぞれ引き上げた。

期末配当については、従来予想の1株あたり490円を620円に引き上げ、年間配当の予想は同890円とした(前期実績は810円)。

会見した古川俊太郎社長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響について「生産の計画への影響というのは少なからず出始めている」と述べた。

為替の前提レートは、1ドル105円、1ユーロ120円から変更ない。

19年4━12月期の連結営業利益は前年同期比19.5%減の2629億円だった。スイッチファミリーの販売台数が伸びたハードウエアの販売台数は、前年同期比22.5%増の1774万台となった。「ポケットモンスター ソード・シールド」が1606万本とヒットしたソフトウエアの販売本数は同30.1%増の1億2313万本だった。

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