週刊スーパーマーケットニュース 11月23日、ヤオコー東久留米滝山店オープン

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。ヤオコーが最新店舗である東久留米滝山店を11月23日にオープンした。ヤオコーにとって東京都11号店となり、じわり東京都西部の多摩地区で存在感を増してきた。今後さらなる東進をどのように進めていくのか(1月17日から1月23日までのニュースをまとめました)。

(写真はヤオコー川越今福店)

 

ヤオコー
東久留米滝山店オープン

 

 124日、東京都東久留米市に滝山店がオープンする。東京都の出店数は11店舗となり、計165店舗となる。地域に密着した「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」をめざす。

 西武新宿線小平駅から北東方向に約2km、店舗の北側には滝山団地があり、戸建も多い。顧客層は70歳以上と40歳〜49歳が大きなボリュームで、1km圏内では70歳代が多く居住。高齢化が進行する地域でもある。各売場の主な特徴は、以下の通りだ。

・生鮮・・・・・精肉は、牛肉で値頃感を打ち出し、種類豊富な焼肉屋のような焼肉売場を実現する。部位ごとに真空加工したノントレー商品を展開し、食品ロスの削減にも役立てる。鮮魚は、近海魚と刺身で「旬」を積極的にアピール。野菜は、年間を通してトマト売場の充実を図っていく。果物は、平日と週末で変化をつけ、品種とグレードにこだわった。

・総菜・・・・・デリカ・生鮮センター製の八方だしを使用し、インストア加工した焼魚・煮魚・魚唐揚の魚惣菜「漁火」をコーナー化。寿司は、こだわりの本マグロ使用の「握り寿司」、「豚角煮おにぎり」などで出来たてを強調する。週末は、中トロ・大トロをポイントにし、品揃えの豊富さ、グレード感を打ち出す。インストアベーカリーでは、「手作りカレーパン」の焼きたてを訴求するほか、健康ニーズに応え、おからを使った糖質オフの「おからロール」パンを展開する。

・グロサリー・・・・・日配食品のヨーグルトコーナーでは、プレーンヨーグルトの品揃えを増やす。また、消泡剤を使用しない「むつみ」の豆腐や、浅漬コーナーを展開する。

店舗概要
・所在地・・・・・東京都東久留米市滝山41310
・売場面積・・・559
・年商・・・・・・・初年度18億円(予定)
・駐車台数・・・屋上71
・従業員数・・・正社員18名、パートナー・ヘルパー・アルバイト130名(延べ)

 

ダイエー
港南台店に続き西台店でも「移動販売」

 買物支援の取り組みの1つとして、120日から西台店(東京都板橋区)で「移動販売」を開始した。昨年11月にイオンフードスタイル港南台店(横浜市)が初めて導入し、今回が2店舗目となる。

 実店舗への来店が難しい顧客が直接、商品を選び、コミュニケーションの場としての機能を持ち、地域と連携して見守りに貢献できることから、港南台店で19年11月に移動販売を開始した。2店舗目となる西台店は、1978年にオープンした店舗で固定客も多いが、近隣の団地周辺には坂道が多く、健康上の理由や子育ての事情で、直接来店することが難しい顧客が増えている。移動販売の取扱品目は約300品目。販売は、西台と同区の高島平3丁目など1日に最大4カ所で行い、土・日を除く週5日運行する。

 

サミット
大学と共同制作したエコバッグ

 武蔵野美術大学と「サミットエコバッグデザインプロジェクト」を立ち上げ、学生15名が1年間かけて研究・デザインしたエコバッグが「パタットキューブ」。122日から全店舗で販売した。レジ袋削減を目的とするが、これまでエコバッグを持参する習慣がなかった顧客に対して、「持ちたい」と感じてもらえるバッグに仕上げた。130㎝のキューブ型で、薄くたためてカバンにスッキリ入る。カラーはグリーン、ブルー、オレンジの3色。598円(本体価格)で販売。

 

ベルク
和光白子店オープン

 「生鮮食品はおいしく安心・安全な鮮度の良い商品を。毎日使う加工食品や日用雑貨は低価格で提供」をテーマに、122日、埼玉県和光市に和光白子店がオープンした。

・所在地・・・・・埼玉県和光市白子31050
・駐車台数・・・135台

 

関西スーパーマーケット
食糧などの提供に関する覚書を締結

 大阪府の高石市社会福祉協議会と120日、食糧などの提供に関する覚書を締結した。覚書に基づき、食べ物として安全性やおいしさに問題がないにもかかわらず販売できなくなった商品を、高石駅前店を通じて協議会へ寄贈する。

 

日本生協連
主要65地域生協の12月度供給高 

 12月度は総供給高が前年比0.7%増、宅配は同1.9%増と復調の兆しがみえる。ただ、店舗に関しては増税後の客数減が続き、前年比1.9%減と前年割れとなった。農産が前年並みに戻ったものの、酒・住居関連品が引き続き不調に終わった。

 

コープさっぽろ
組合員数が180万人を達成 

 114日に組合員数180万人を達成した。201821日に170万人を達成し、約2年で10万人増加した。北海道の総世帯数は1911日時点で278万世帯で、1世帯で1人組合員に加入したとすると、6割を超える加入率となる。

 

コープみらい
幕張メッセで「コープみらいフェスタきやっせ物産展2020 

 223日、「たべる、たいせつ」をテーマに、幕張メッセ国際展示場で「コープみらいフェスタきやっせ物産展2020」を開催する。入場は無料。コープみらいが誕生した2013年から年に1回開催している物産展で、組合員だけでなく、一般も参加できる。昨年は約35000人の来場者で賑わった。約167の取引先や生産者が参加し、千葉県産の新鮮な農産物や、肉・魚・冷凍食品、生活用品などを取り揃えて販売する。COOP商品発売60周年を記念して、商品を選んで投票してもらう「COOP商品60周年総選挙」も実施する。

 

マックスバリュ西日本
「親子で巻寿司体験教室」を開催

 昨年8月に実施した「夏休みお子さまパン教室」に続く、第2回目の体験教室。マックスバリュイオンタウン周南久米店の総菜売場作業場で、小学生と保護者を招いて巻寿司づくりを体験してもらう。125日。3組最大9名が参加する。

 

ヤマザワ
オタフクと共同で「春休みお好み焼教室」

 オタフクソースとの共同企画「春休みお好み焼教室」を、321日に実施する。抽選で親子16組が参加し、おいしいお好み焼の作り方、お好み焼の栄養学、お好みソースを使ってのひと工夫、を体験学習する。オタフクソースの商品1品以上を含む1000円以上の買物で応募できる。開催会場は、山形ガスショールーム。

 

U.S.M.H
PB
商品「eatime イータイム」から「生食パン」

 発酵バターと北海道産生クリームを使用し、薫りとコクを追求した、89番目のPB商品「薫りとコクを楽しむ そのまま食べてもおいしい生食パン」を1月17日に発売した。価格は、1198円(同)。

 

ライフコーポレーション
近畿圏で「軽量コートスニーカー」新発売

 快適な履き心地が特徴で、どの世代の女性にも履きやすいベーシックなスニーカーで、オールシーズン対応のマルチに使えるスポーツシューズとしても履ける。近畿圏の店舗において1990円(同)で販売する。

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