キリン堂HDが3-11月期決算発表、消費税増税の反動減が続くも増収増益は確保

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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キリンドウ
店舗改装やKiRiCaの導入により売上が伸びており、増収増益となった

キリン堂HDが1月10日、3-11月期の決算を発表した。キリン堂HDの発表によると、売上高は992億円(前年同期比2.2%増)、営業利益は16億円(同40.6%増)、経常利益は23億円(同25.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億円(同15.5%増)となった。いずれも計画を下回ることにはなったが、厳しい経営環境が続く第3四半期も増収増益を確保した。

キリン堂HDは、7月の長梅雨による天候不順で夏物商品が落ち込み、さらに消費税増税後の反動減が続いている。

そんな状況下においても売上面においては、自社電子マネー付きポイントカード「KiRiCa(キリカ)」の導入拡大や店舗改装などにより客単価が上昇。また、調剤事業の拡大や、利益率が高いビューティケアのプライベートブランド商品の売上が伸びたことにより、小売事業においては増収を維持した。

ただ、2020年2月期の連結業績予想については、第4四半期も増税の反動減等が続くものと判断し、業績を2019年4月10日発表の1330億円から1320億円に修正した。

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