しまむら、20年2月期の営業利益予想を大幅下方修正、天候不順などで

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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カジュアル衣料専門店のしまむらは12月24日、2020年2月期の連結業績予想を下方修正した。

 しまむらは12月24日、2020年2月期の連結業績予想を下方修正した。営業利益は従来予想を約88億円下回り、前期比1.8%増の259億円となりそうだ。年間を通じて天候不順が続いたことが響いた。

 4月と7月の低気温や10月上旬まで続いた高気温、11月にかけて続いた台風の上陸などが衣料品の需要を押し下げた。台風上陸に伴う店舗の休業や営業時間の短縮も影響した。

 売上高は従来予想を約349億円下回る5280億円(前期比3.3%減)、純利益は0.7%増の161億円と従来予想を約73億円下回る見通しだ。

 同日発表した20年2月期第3四半期累計(19年3〜11月期)の連結業績は、売上高が前年同期比3.8%減の3943億円、営業利益が8.1%減の189億円、純利益は8.0%減の126億円だった。消費増税前に肌着や寝具、ベビーカー・チャイルドシートなど一部商品で駆け込み需要があったが、売上拡大効果は限定的だった。増税後の10月は、駆け込み需要の反動減に天候不順が重なり、全店ベースの売上高は7.7%減少した。

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