1000社ランキングに入った衣料品専門店の企業数は前年と同じ92社で、売上高の合計は対前期比7.8%増の5兆8409億円だった。「まん延防止等重点措置」の解除や、政府の旅行支援策により外出機会が増えたことで衣料品の消費意欲が回復。上位10社中、前期比較可能な9社は増収となった。
1位のファーストリテイリング(山口県)の2022年8月期連結決算は、売上収益が対前期比7.9%増の2兆3011億円、当期純利益は同60.9%増の2733億円だった。「海外ユニクロ事業」が北米と欧州を中心に好調で、同20.3%増の1兆1187億円と大幅増収。一方で、「国内ユニクロ事業」は冬物商品が欠品した影響で同3.8%減の8102億円だった。
2位のしまむら(埼玉県)の23年2月期決算は、
・・・この記事は有料会員向けです。続きをご覧の方はこちらのリンクからログインの上閲覧ください。