週刊スーパーマーケットニュース バローグループの生鮮市場てらおが新規出店、安さと売り切る力を見せる

2019/12/06 05:52
ダイヤモンド・チェーンストア編集部

 1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。行列のできる生鮮マーケットがテレビ番組にしばしば登場する。その1つ、バローグループの「生鮮市場てらおユーカリが丘店」が12月6日にオープンする。資金、人材、技術で勝るチェーン店ではあまり見かけない販売手法であるが、売場の販売担当者が責任を持って仕入れ、売り切ることが、低価格に加えた強さなのだろう。ほぼ完売するわけだから、最小限の鮮度管理で済むという。武器である安さの演出は泥臭いが、増税後の消費者には高い支持を得ているようだ。チェーン店にとっては軽視できない存在になっている。(11月29日から12月5日までのニュースをまとめました)。

①ヤオコー
「本庄中央店」オープン

 124日、埼玉県本庄市の複数の商業店舗が隣接する「ビバモール本庄中央」へ出店する。「ヤオコー本庄中央店」のオープンにより、埼玉県では89店舗、総店舗数では164店舗となる。
 同店は、JR高崎線本庄駅から北に約800mに立地。商圏2kmでは40歳代がボリュームゾーンで、1km圏は70歳代の割合が比較的高い地域となる。ストアコンセプトは、“毎日の食事が笑顔になる提案のあるお店〜[美味しさ]と[安さ]で実現しよう〜”。以下、商品部門別に代表的な特徴をいくつか挙げてみた。
 生鮮部門の精肉は、アメリカ産牛ヒレ肉を強化し、おかずからご馳走まで品揃え豊富なステーキ売場を実現した。鮮魚は、近海魚と刺身で圧倒的な「旬」の打ち出しを行い、魚の美味しさをアピールしていく。野菜は、旬の最も美味しい時期に最大の品揃えを実現し、頻度品の単品量販で安さを打ち出す。また果実は、平日と週末で主力アイテムを変更し、値頃感を訴求する。
 総菜部門では、ランチニーズに対応した米飯商品を拡大。つねに出来立ての商品を用意する。寿司はこだわりの本マグロを使用した「握り寿司」のほか、地元食材・深谷ネギを使用した「ねぎ味噌おにぎり」を名物商品として押し出し、甘さに特徴のある地域の味に対応した「いなり・詰め合わせ」も用意する。インストアベーカリーでは、朝食用で購買頻度の高い食事パンを強化した。
 グロサリー部門の日配食品では、朝食需要に対応するため、ヨーグルト、豆腐といった定番商品に加えてフレーバー商品の品揃えを増やした。ドライ食品は農産乾物の豊富な品揃えに加え、親子3世代が楽しめる駄菓子売場を設置。そのほか、直輸入ワインや健康ニーズに応えるためにオーラルケアラインも強化した。

・所在地・・・・・埼玉県本庄市中央2460
・売場面積・・・597
・年商・・・・・・・初年度15億円
・従業員数・・・正社員19名、パートナー・ヘルパー・アルバイト120名(延べ)

 

②サミット
「大田大鳥居店」オープン

  東京都大田区に1211日、同区内6店舗目となる「サミット大田大鳥居店」がオープンする。ニトリ大田大鳥居店の地下1階にテナントして出店し、これにより同社の総店舗数は計116店舗となる。
 東京都大田区への出店は、2010年の大森西店以来。今回の出店では、近年同社が取り組んでいる店舗レイアウトやライブ感のある作業場とその配置、内装、サミcafeなどを最大限に導入する。また、専任の「案内係」を配置して、居心地の良い店づくりを実現するとともに、接客サービスを向上させ、地域のお客の支持を得ていく方針だ。
 商圏1kmの世帯数と人口は同社店舗の平均を上回っており、1.5km圏内には東側に羽田空港、南側に多摩川を臨む。同店の最寄駅は南側約200mの京急空港線「大鳥居駅」で、JR蒲田駅や大森駅へのアクセスも容易な地域に立地している。
 売場の特徴の1つが、同社最大の18尺を確保した花き売場。カジュアルフラワーやミニ観葉植物の品揃えを充実させた。鮮魚売場では、活気のある売場で鮮度感や品揃えの豊富さを訴えつつ、ライブ感を演出するため、「おさかなキッチンコーナー」を作業場一体型の開口タイプで展開する。グリルキッチンコーナーは作業場が売場中央に設置され、全面ガラス張りにすることで、ライブ感・シズル感を演出。総菜売場やベーカリー売場も同様、作業場内が見えるようにレイアウトした。

・所在地・・・・・東京都大田区東糀谷21222
・売場面積・・・526.7
・駐車台数・・・445台(共用)
・年商目標・・・26億円
・従業員数・・・正社員23.5名、パートタイム・アルバイト社員72.5名(173時間/月換算)

 

③マックスバリュ東海
「ウェルディ長泉店」オープン

  123日、静岡県長泉町の商業施設「ウェルディ長泉」内に「マックスバリュウェルディ長泉店」をオープンした。静岡県で100店舗目となり、展開店舗数は計226店舗となった。
 売場の特徴については、農産部門が地元の新鮮な農産物を積極的に展開し、「旬」や「鮮度」を積極的にアピールしていく。また、下ゆで野菜など半調理品商品を拡充する。水産部門については、沼津港から新鮮な丸魚を直送し、お客の要望に応じて調理加工を実施する。畜産部門では、「あしたか牛」、「石塚さん家の豚肉」、「ふじのハーブ鶏」などおいしさにこだわった牛肉・豚肉・鶏肉を品揃えし、適量目で提供していく。

・所在地・・・・・静岡県駿東郡長泉町下長窪10761
・売場面積・・・421
・駐車台数・・・406
・従業員数・・・48名(正社員8名、パートアルバイト40名(8時間換算)

 

④バローグループ
「生鮮市場てらおユーカリが丘店」オープン

  千葉県内で「生鮮市場てらお」を展開するてらお食品は、4号店となる「生鮮市場てらおユーカリが丘店」を千葉県佐倉市に126日オープンする。同社はバローグループ。売場担当者が「絶対に売れる」という確信のもとに仕入れ、販売に責任を持って売り切る“仕入れ担当責任制”で営業に臨む。

・所在地・・・・・千葉県佐倉市宮ノ台64
・駐車台数・・・70

 

⑤ライフコーポレーション
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月の“見て見て”商品

<首都圏>

・「クリスマスアレンジ」(本体価格、以下同980円)
 クリスマスを華やかに彩る鉢植えで、ポインセチア・クレスト・観葉植物の3種類を組み合わせた。鉢は、雪の結晶柄の陶器鉢(ゴールド)、取っ手の付いたブリキ鉢(ゴールド・レッド)の3種類を用意。

・「サロベツ厳選牛乳クリームコロッケ(かに)」(同128円)
 定番のクリームコロッケを素材・製法・味付けにこだわりリニューアルした。ライフプレミアムの「北海道サロベツ厳選牛乳」を使用し、通常のコロッケより牛乳の比率を高くすることで、“牛乳が主役”のコロッケに仕上げた。

<近畿圏>

・「ライフ自慢のフライドチキン」(同198円)
 14種のスパイス&ハーブで味付けし、風味豊かに仕上げたフライドチキン。110gから120gにサイズアップすることで、食べごたえのある商品とした。

・「焦がれるチーズフランス」(同238円)
 3種類のチーズ「ゴーダ」、「レッドチェダー」、「エダムチーズ」をたっぷり使用した小麦の郷のチーズフランス。食感・味・風味にこだわり、チーズ比率を10%アップした。

 

⑥コープ東北サンネット事業連合
オリジナル決済アプリの登録者5万件突破

  スーパーマーケット全国初のオリジナルスマホ決済アプリ「CooPay」の登録者が5万件を突破した。登録者数では、登録開始が2カ月早かったみやぎ生協の30,914件、いわて生協の12,418件が突出した。

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