1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。ファミリーマートは、近商ストアと共同で「食品専門館ハーベス山本店」をオープンする。コンビニの流行感度の高さとスーパーの幅広い品揃えの良さを融合し、シナジーを発揮することをねらいとしている。お客の利便性向上を追求し、今後も業態を越えた協業が増えそうだ。(11月12日から11月18日のニュースをまとめました)
①セブン–イレブン
アーモンドミルクの限定商品を発売
セブン–イレブン・ジャパンは、11月19日(火)から、乳飲料の新製品「アーモンド効果 Straight(ストレート) 240ml」を全国のセブン–イレブン2万1009店で発売する。
アーモンドミルクは、女性に人気のある飲料で、ビタミンEや食物繊維を含んでいる。今回、江崎グリコと共同開発し、同社の「アーモンド効果」をベースに、1本あたりのアーモンド量を既存品の1.5倍にしている。しっかりとしたアーモンド風味とすっきりとした後味が特徴で、中身のおいしさが感じられるよう透明のカップを使用している。
・「アーモンド効果 Straight(ストレート) 240ml」158円(税抜)
②ローソン
ロボット実装に向け施設環境の変革を検討
ローソンは、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が立ち上げた「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」に参加する。
同組織への参画により、ロボット技術の開発・導入において課題となる、費用や規制の面で取り組みやすくなり、スピーディーなロボット技術の導入をめざすことができる。深刻化する人手不足の問題や、複雑化する店舗業務に対応すべく、同社は今後もデジタル技術を活用した効率化を進めていくという。
③ファミリーマート
近商ストアと「食品専門館ハーベス山本店」オープン
ファミリーマートは、近商ストアと共同で、ファミリーマートのオリジナル商品の販売やFamiポートサービスなどを提供する「食品専門館ハーベス山本店」を、11月27日(水)にオープンする。スーパーマーケット内に、ファミリーマートの商品やサービスを導入した店舗としては、2018年3月開店の「近商ストア西大寺店」に次いで2店舗目となる。
同店は、スーパーマーケットの幅広く揃えた商品と、コンビニの流行感度の高い商品を、同一店内で購入できる店舗で、双方のインフラやノウハウを融合してシナジーを発揮するのを目的としている。
・所在地 大阪府八尾市山本町南1–9-24
・営業時間 9:00~22:00
・SKU数 近商ストア:約9300 ファミリーマート:約1100
・売場面積 965.25㎡
・駐車台数 26台(屋上駐車場)
④セブン–イレブン
「金のバターロール」を発売
セブン&アイ・ホールディングスは、11月19日(火)から、同社が展開するプライベートブランドの最上級ブランドである「セブンプレミアムゴールド」の新製品「セブンプレミアムゴールド 金のバターロール2個/4個」を全国のセブン–イレブン2万1009店で発売する。また、12月3日からは、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートなどグループ各社からも発売する。
食習慣が多様化し、夕食にパンを並べるケースも増えていることを受けて、料理と組み合わせることを考慮したしっかりとした味わいの商品を開発した。フランス産発酵バターを使用して風味をつけ、独自の小麦粉を使用することでもっちりとした食感を実現した。
・「セブンプレミアムゴールド 金のバターロール」
2個120円(税抜)/4個238円(税抜)
⑤ミニストップ
ベルギーチョコソフト発売
ミニストップは、11月15日(金)から、国内のミニストップ1990店で「ベルギーチョコソフト」を発売した。
同商品は、2002年の新発売以来、お客からの支持が高いフレーバーである。今年はベルギーチョコソフトの上に、さらにべつぎーチョコを使用した2種の異なるソースやローストアーモンド、ココアビスケットをトッピングし、ココアワッフルコーンを使用した「贅沢クランチショコラ」も同時に発売する。
・「ベルギーチョコソフト」218円(税抜)
・「贅沢クランチショコラ」318円(税抜)