1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。ポイントカードとスマホ決済が連携したサービスが始まる。ファミリーマートでは、「dポイント」「楽天スーパーポイント」「Tポイント」のいずれかと、「ファミペイ」を連携できるようになり、会計の際にバーコード1つで完結するようになる。スマホ決済との連携を早期にスタートさせるポイントサービスが優位になりそうだ。(11月6日から11月11日のニュースをまとめました)
①ローソン
大麦を使用したベーカリーを発売
ローソンは、11月12日から、大麦を使用したベーカリー4品を全国のローソン店舗1万3899店で発売する。大麦は、小麦粉と比べ糖質が少なく、食物繊維などの栄養成分を多く含む。2012年の「ブランパン」発売以来、糖質を抑えたベーカリーは健康志向のお客を中心に好評を得ている。
同社は、健康志向の高まりを受け、「減塩」、「低糖質」、「添加物削減」などに注力した商品開発をしており、ベーカリー以外でも雑穀などを使ったサラダなどの新商品も発売予定だ。
・「大麦のチョコクロワッサン」(税込145円)
・「大麦のあらびきソーセージパン」(税込150円)
・「大麦のハムたまごロール」(税込145円)
・「大麦ぱん(バター入りマーガリンサンド)2個入り」(税込125円)
②ファミリーマート
マルチポイントサービスを開始
ファミリーマートは、11月26日(火)から、お客の利便性の向上を目的に、マルチポイントサービスを開始する。これにより、NTTドコモが提供する「dポイント」、楽天ペイメントが運営する「楽天ポイントカード」で利用できる「楽天スーパーポイント」、Tポイント・ジャパンが提供する「Tポイント」の3つのポイントが使えるようになる。
会計時に3つのうちの1つを選択し、ポイントカードもしくはアプリを提示すると200円(税込)ごとに1ポイント加算され、貯まったポイントは全国のファミリーマート店舗での支払いに活用できる。
同時に、ファミリーマートのスマートフォンアプリ「ファミペイ」内で、「dポイント」、「楽天スーパーポイント」、「Tポイント」との連携が可能になる。そのため、「ポイント」「クーポン」「FamiPay決済」を「ファミペイ」のバーコードのみの提示で完了することから、お客のレジの待ち時間短縮につながる。
③ローソン
ラグビーチーム「サントリーサンゴリアス」とのコラボ商品を発売
ローソンは、ラグビーチーム「サントリーサンゴリアス」とコラボし、11月12日(火)から近畿地区のローソン2423店で、 “華麗(カレー)にトライ”にちなんだカレーを使用した新商品を発売する。
今年7月にも“完食にトライ”と銘打ち、コラボした弁当やパスタなどを販売して支持を得ていた。2020年1月から同チームが参戦するリーグ戦が始まることもあり、日本のラグビーを盛り上げるために再びコラボした。
・「具だくさんカレー」(税込550円)
・「具だくさんカレー焼うどん」(税込498円)
・「ブロッコリーカレーサンド」(税込368円)
④ローソン
ローソンファームの新米を使用した弁当を発売
ローソンは、11月19日(火)から順次、ローソンファーム新潟で収穫されたコシヒカリの新米を使用した弁当を、関東・甲信越エリアのローソン店舗約4800店で発売する。
昨年は、「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎりセット」を約19万食を販売した実績があり、今年はコシヒカリの新米を約35トン使用し、新商品2品を投入する。
ローソンファームは、ローソングループ店舗に安全・安心かつ高品質な野菜や果物を安定的に供給するために、地域ごとの農家と設立している農業法人で、2010年から展開を始め現在は21か所ある。同社は、今後も地元の食材を使用した商品を展開し、地域活性化に取り組むとしている。
・「ローソンファーム新潟コシヒカリ新米使用“新潟せきとり”監修 カレー唐揚&カレーチキン弁当」(税込598円)(11月19日発売)
・「ローソンファーム新潟コシヒカリ使用 大きな鮭幕の内御膳」(税込698円)(12月17日発売)