週刊コンビニニュース セコマ 収益以上の効果を生むキャンペーンとは!?

2019/10/01 14:02
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。北海道と協働で野菜不足解消を図るセイコーマートのキャンペーンが、今年で9年目を迎える。今回は、野菜・海藻・きのこ類を40g以上使用した商品55アイテムがキャンペーンの対象となるが、販売数量は年を追うごとに増え、摂取量も都道府県レベルで順位を上げている。キャンペーンはともすれば限定的になりがちだが、広く消費者を引き込むまでに定着した場合は、収益以上の効果が生まれることもある。(9月24日〜30日のニュースをまとめました)

野菜
写真はイメージです

① セブン-イレブン
“再生エネルギー100%”で店舗運営

 9月26日から神奈川県内の10店舗で、電力エネルギーをすべて再生可能なエネルギーで賄う実証実験を開始した。セブンーイレブンでは初めての試みとなる。

 今回の実験は、店舗運営にかかる電力消費・電力使用量をすべて、発電時にCO2を発生しない再生エネルギーに置き換え、結果としてCO2排出量を大幅に削減するもの。実験に当たっては、日産自動車の電気自動車「日産リーフ」のリユースバッテリーを活用したフォーアールエナジーのオリジナル蓄電池や、カネカの発電効率を大幅に高めた太陽光パネルを設置し、自家発電による電力を効率的に活用する。また、今年11月からは、10月に買取期間が終了を迎え始め、自由化で安くなることも見込める一般家庭の太陽光発電の「卒FIT」電力を、スマートテックから供給を受け、再生エンネルギー比率を実質100%に引き上げることが可能となる。

② ローソン
効果が期待できる「Another Choice」

 6月11日から始まった「Another Choice」の実験が8月で終了した。利用客と一緒に取り組むこの食品ロス削減プログラムは、寄付金額からみて、一定の効果が期待できそうだ。今回の実証実験を検証し、今後の展開を検討する。

 「Another Choice」は、利用客が消費期限の近い商品を選択すると、対象商品売上総額(税抜)の5%が次世代を担う子供たちへの支援の取り組みに寄付され、同時に利用客の対象商品合計金額(税抜)に対し、100円につき5ポイントが還元される仕組み。沖縄県236店舗、愛媛県216店舗で実施され、8月は、沖縄県では延べ約15万9,000人が協力し195万円が、愛媛県では延べ約10万人が協力し129万円が、寄付金額として決定した。実験期間中の寄付金額合計は、沖縄県で5,036,165円、愛媛県で3,254,673円となった。

③ セブン-イレブン
『ハロウィンスイーツフェア』まもなく開催

 今回のフェアでは、ハロウィンのお菓子として定着しているマシュマロをふんわり食感に仕上げてもち生地に、それを生チョコクリームで包んだ『マシュマロ食感!生チョコクリーム大福』(税抜118円・10月1日から発売)や、猫の顔を粉糖で描いた、パーティーの席にもぴったりな大き目サイズのシェアスイーツ『ハロウィンパーティ☆黒猫ティラミス』(税抜888円・10月24日から7日間限定発売)など、わくわくするハロウィンにぴったりのバラエティ豊かなスイーツ7品を取り揃えた。

④ セブン-イレブン
JR東日本と共同開催のキャンペーンに記念商品

 新潟県・山形県の613店舗で、『新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン』開催に合わせ、地域限定の記念商品を10月1日から順次発売する。JR東日本と共同で開催するこのキャンペーンで登場するのは、地域の原材料を使用し、地域に馴染みのあるメニューをモチーフに開発する記念商品。新潟県と庄内エリアの多彩な食文化を味わえる『日本海美食弁当』をはじめ、新潟県産の米と鮭とすじこを合わせた『大きなおむすび鮭焼漬けとすじこ』や、庄内メロンのジャムをはさんだ『庄内産メロンのメロンパン』など、7品となる。

  • 『日本海美食弁当』(税抜1,000円・予約弁当)
  • 『大きなおむすび鮭焼漬けとすじこ』(税抜290円・新潟県限定)
  • 『庄内産メロンのメロンパン』(税抜148円・山形県限定)

⑤ ファミリーマート
“お母さん食堂”に8種類を追加投入&スーパー大麦使用のおむすび・米飯がヒット

 ファミリーマートは2017年9月から展開するオリジナル惣菜・冷凍食品ブランド“お母さん食堂”の2周年に合わせ、一食完結型のワンプレート型冷凍食品「花椒香る四川風麻婆豆腐丼」(税込430円)、皿不要のトレー付き惣菜「牛カルビ焼き」(税込289円)など8種類を、9月24日から全国で発売した。
またファミリーマートでは、北海道地区を除く約1万6,300店舗で販売するスーパー大麦使用のおむすび・米飯類が、2018年4月発売以来、累計で1億個を突破した。高まる健康意識の追い風を受けた結果ともいえるが、今後も好調に推移するものと思われる。9月24日から4品が加わった。

  • スーパー大麦入り甘辛そぼろ(鶏とスーパー大麦炒め)(税込130円)
  • スーパー大麦梅ゆかり(税込120円)
  • スーパー大麦しらすわかめ(税込128円)
  • 熟成鮭ときのこごはん(税込330円)


⑥ ファミリーマート
Afternoon Tea監修のスイーツ4種、味覇使用チャーハンおむすび

 「紅茶のロールケーキ」(税込150円)など、アールグレイの紅茶を使用した焼き菓子4種類を、10月1日から東日本エリアで、10月8日から西日本エリアで発売する。Afternoon Teaはサザビーリーグが運営し、1981年から紅茶が楽しめる店として多くの女性の支持を得ている。
またファミリーマートは10月1日から、廣記商行(神戸市)の万能中華スープの素「味覇(ウェイパァー)」を使った本格中華チャーハン「味覇(ウェイパァー)チャーハンおむすび」(税込130円)を、北海道と沖縄県を除く店舗で発売する。

⑦ ローソンストア100
10日間で13万個発売の「100円おでん」再登場

 昨年ヒットした「100円おでん」が、10月2日から店頭に並ぶ。欧米や中国の健康志向の高まりですり身が高騰しているが、練り製品をつくるメーカーを1社に絞り、大量発注、大量販売、計画製造で100円をキープした。どれでも1パック100円で、ボリューム満点。下味がつけられていて、短時間の煮込みでも美味しく食べられる。
・焼きちくわ(6本入り)・ごぼう巻き(5本入り)・野菜天(5枚入り)・おかず三種盛(3種×2個入り)・うずら巻(3個入り)・味付け大根(3個入り)・おでんたまご(3個入り)・ひとくち小巻しらたき(5粒×2)・味付け三角こんにゃく(5個入り)

⑧ セコマ
北海道と協働で野菜不足解消にひと役

 セイコーマートを展開するセコマは、北海道との協働企画・北海道健康増進計画「すこやか北海道21」の取り組みのひとつである「野菜を食べよう」キャンペーンを、9月23日から10月20日の期間、実施する。同キャンペーンは2011年から始まり、今年で9年目・通算20回目を迎える。キャンペーンでの販売数量は、2019年夏は2015年夏比で約1.5倍に増え、着実に効果をあげている。また、北海道の野菜摂取量の全国順位も上昇傾向にある。

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