週刊コンビニニュース セコマで販売数第1位の商品はHOT CHEFのあのメニュー!

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。セイコーマートの販売商品全体のなかで、売上金額・販売数とも第1位となっているのが『HOT CHEF』の商品であることには驚かされる。導入後25周年という期間は長いとはいえ、顧客の支持を確実につかみ、定着させたその努力は賞賛に値しよう。NO.1商品の育成には時間と努力が必要なことを改めて考えさせられる。(9月10日から16日のニュースをまとめました)。

ファミリーマート
フィットネス「FitGOSC内へ初出店 

 916日、ファミリーマートが運営するフィットネス「FitGO」が、地域密着型ショッピングセンター「ポンテポルタ千住」内にオープンする。 

 「FitGO」は今回のオープンで5店舗目。地域密着型SC「ポンテポルタ千住」(東京都足立区)に「FitGOポンテポルタ千住店」としてオープンする。「FitGO」は、2018年から始めたフィットネスクラブ事業で、入会金が無料。月額会員費(税抜5,900円〜)を支払うと、営業時間内(7時~23時)であれば何度でも利用できる。約23坪。「ポンテポルタ千住」には、20174月にファミリーマートが出店している。

*「FitGO」店舗一覧・・・大田長原店(東京都大田区)/関内店(横浜市)/仲六郷第一京浜店(東京都大田区)/福生駅前店(東京都福生市) 

ファミリーマート
金融機関と災害時に関する協定を締結 

 ファミリーマートは910日、大垣共立銀行(OKB)と東海地区(岐阜県、愛知県、三重県)での「災害時における相互協力に関する協定」を締結した。

 東海地区において災害が発生した場合、OKBATMを搭載した移動店舗をファミリーマートの被災店舗へ派遣するほか、ファミリーマートはOKBの施設が避難所となった場合に物資支援を行う。東海地区においてファミリーマートが、災害時における相互協力に関する協定を金融機関と締結するのは初めてとなる。

主な協力内容は以下の通り。

①OKBが独自に避難所を提供した場合、ファミリーマートは飲料水などを供給し、OKBの店舗で配給する。
②被災したファミリーマート店舗へ、OKBは移動店舗を派遣する。
③被災したファミリーマートのオーナーへ、OKBは金融支援を行う。

③ローソン
新店設備にフライドフーズのセルフ販売什器を導入

  ローソンは、利用客の利便性向上と店舗の省力化のため、9月以降の新店設備に順次、フライドフーズのセルフ販売什器、新型カウンターなどを導入し、店舗作業時間の削減を図る。

 フライドフーズのセルフ販売什器の導入は、顧客が好きな商品を混雑時にも自由に手に取ることができ、従業員にとっては注文を受ける手間が省け、作業時間の削減効果が期待できると判断した。新型カウンターや電子レンジのセルフ化なども併せて採用することで、合計2時間10分ほどの店舗作業の時間削減を計画している。

④セイコーマート
HOT CHEF』の25周年記念企画

 セイコーマートを展開するセコマでは、「店内で調理した安心できる作り立ての温かい弁当や惣菜」を提供してきた『HOT CHEF(ホットシェフ)』が、今年で25周年を迎える。 

 食材や調理機器、調理方法の研究・改良を重ね、いまでは常時30種類以上の作り立ての商品を提供する。店内でご飯を炊き、カツを揚げて作るカツ丼は、セイコーマート商品のなかで売上金額第1位。鶏肉を一つひとつ丁寧に衣を付けて揚げるフライドチキンは、全商品のなかで販売数第1位となっている。ホットシェフは、北海道と関東合わせて926店舗を展開するまでに成長した。

 25周年を迎え、「あの商品がまた食べたい!」、「こんな商品を食べてみたい!」という利用者の声に応え、企画第1弾として『ホットシェフ25周年復活投票』を実施する。投票期間は99から30日までで、WEBサイトや公式ツィッターを利用しで投票。丼もの、おにぎり、フライドチキンの各カテゴリーでそれぞれ投票獲得数1位の商品を、期間限定で復活させる。

⑤セブンイレブンとローソン
2020年のおせち予約の受付開始 

 セブンイレブンは、102日から予約受付を開始する。今年は、ライフスタイルの変化に対応し、多様な年末年始の過ごし方に合わせた品揃えを提案する。世帯人数が少ない家庭でも正月気分が味わえる『和のおせち小鞠』などの一段重をはじめ、家庭の好みに合わせてカスタマイズできる『選べるおせち二段重』、また素材と製法へのこだわりを詰め込んだ『寿おせち三段重』など、ライフスタイルに合わせたメニューを取り揃える。

 917日から予約を受け付けるローソンは、気仙沼産のふかひれの和風煮、伊勢海老など厳選した国産食材を使用し、これまで発売したおせちの最高価格の『プレミアム和風三段重』(税込39,300円)、愛知県蒲郡市の割烹料理千賀総料理長監修の『和風三段重』など、計4商品を発売する。

 

⑥セブン-イレブン
安室奈美恵公認のエコバッグを沖縄限定で発売

  安室奈美恵さんが引退前に、セブンイレブンのために公認したキャラクター“emina”の絵柄でデザインした『“emina”のエコバック』を、916日から沖縄県の全店17店舗限定で発売する。A4サイズが入る布製エコバッグで、イラストが異なる4種類を用意した。税抜1,389円。

 

⑦ローソン

「ここみ亭」 監修の「鶏から」&関東甲信越では新潟のご当地メニュー発売

 セブン-イレブンでは、「からあげグランプリ®」で、2014年、2018年に東日本バラエティ部門最高金賞を受賞した仙台の有名店「ここみ亭」が監修した「鶏から極旨味噌しょうゆ」(税込200円)を、911日から全国で発売した。今回の「鶏から」は、仙台味噌と濃口本醸造醤油を合わせて「仙台味噌醤油の特製ダレ」をつくり、鶏肉にしっかりと漬込んだ、旨みが強いからあげ。

 セブン-イレブンはまた、関東甲信越の約4,800店舗で、新潟県のご当地メニューの「イタリアン焼そば」(税込399円)を924日から発売する。また1015日からは、新潟県の酒蔵「吉乃川」の甘酒と新潟県産米粉使用の「甘酒が入ったおもちとホイップクリームのパン」(税込135円)、同県産米粉使用の「カリッモチッお米のエクレア」(税込180円)を発売する。

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