2019年6月の外食市場規模は3,339億円、6月としては過去2番目の市場規模を記録も、シニア層で減速

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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外食イメージ
ゴールデンウィーク10連休で消費が好調だったことの反動もありそうだ。

株式会社リクルートライフスタイル(東京都)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2019年6月度の「外食市場調査」を実施した。

 2019年6月の外食市場規模は、3圏域合計で3339億円。前年同月比(以下、前年比)は-95億円で、3カ月ぶりに前年を下回った。ただ、6月としては2013年の調査開始以来、過去2番目の市場規模を記録した。

 外食実施率と単価が前年割れし、外食頻度は前年比プラスであった。外食単価は、6月としては過去2番目に高かったが、前年比では3圏域そろってマイナスとなった。6月は前年に比べて土日の合計日数が1日多かったが、ゴールデンウィーク10連休で消費が好調だったことの反動で、節約志向が強まった可能性もありそうだ。

 特に前月好調だった60代シニア層では、外食単価の前年比マイナス幅が大きく(男性・前年比-297円、女性・前年比-311円)、令和お祝いムードで外食市場が伸びた5月度とは真逆の動きとなった。

6月のポイント

1.外食市場規模は、3カ月ぶりに前年比マイナス。ただし6月としては過去2番目に大きい市場規模
2.外食単価が6月としては過去2番目の高額だが、3圏域とも前年比ではマイナス

詳細は「ホットペッパーグルメ外食総研」のプレスリリースをご覧ください。
プレスリリース

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