週刊スーパーマーケットニュース 原信がコロナ予防対策緩和

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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3月13日から、新型コロナ感染症予防対策として強いられてきたマスク着用が、個人の判断に委ねられることになった。小売業に関しては、顧客側のマスク着用は個人の判断、とするケースがほとんどだ。一方で、従業員側については、顧客・本人の安心安全のためにマスク着用を継続、個人に委ねるも引き続き着用を推奨、着用継続、必ずしも強制はしないなど、対応に若干の違いがあるようだ。原信の場合、顧客のマスク着用は個人の判断、従業員は当面のあいだ着用としたうえで、感染防止策として、レジに設置している飛沫防止シートは引き続き利用していくという。高齢者などの感染リスクの高いお客の不安を抱かせないように配慮し、“落としどころ”を定めたのだろう。(3月3~9日のニュースをまとめました)

原信外観

コープさっぽろ
廃車買い取りサービスを開始

 コープさっぽろの関連会社であるエネコープ(北海道)が、3月13日から廃車買い取りサービス「ハイシャル」を開始する。昨今増加する免許返納に伴って車を手放す高齢者が、長年使用した値段のつかない古い車や故障車の処分に悩んでいることからサービスを開始した。鉄資源として再利用するため廃車費用をかけずにクルマを処分でき、条件によっては買い取りもする。廃車の成約、さらに免許証を自主返納した場合は、コープさっぽろのポイントを付与するキャンペーンも展開する。

ベイシア
栃木県でネットスーパーを初出店

 ベイシアは3月7日に「楽天全国スーパー」内に出店する「ベイシアネットスーパー」において、栃木県の「那須塩原店」「小山店」「宇都宮陽東店」でも配送を開始する。栃木県では初出店となり、小山市と大田原市では世帯人口の約60%をカバーする。取り扱い商品は約2万点。昨年1月から始めたネットスーパーの展開店舗数は17店舗となった。

ヤオコー
キャッシュレス決済サービス「ヤオコーPay」を導入

 ヤオコーは3月10日から会員IDとアプリを連携させた新たな決済サービスとして、ハウスプリペイド機能「ヤオコーPay」を152店舗で導入した。「ヤオコーPay」は事前に現金をチャージし、支払い用のバーコードを提示すればキャッシュレスで買物ができるサービスだ。チャージのたびにポイントが付与されるほか、買物ポイント、買うほどプラス、くらし応援ポイント、アプリクーポンポイントなど、ポイントサービスをさらに充実させた。

サミット
「川口青木店」をリニューアル

 サミットは3月1日、1998年10月に開店した「川口青木店」をリニューアルし、再オープンした。今回のリニューアルでは、店内で手作りするフレッシュサラダやカットフルーツ、スイーツを新たに導入したほか、簡単・便利で需要が高まっているミールキットやレンジアップ商品の品揃えを大幅に増やした。また、総菜・ベーカリー売場でも新商品を多数導入し、品揃えを充実させた。

  • 所在地…埼玉県川口市青木2-11-12
  • 営業時間…9時~22時
  • 駐車台数…120台

まいばすけっと
3月10日に2店舗同時オープン

 まいばすけっとは3月10日、千葉県市川市に「行徳駅前3丁目店」、東京都新宿区に「西新宿7丁目店」をそれぞれオープンした。展開店舗の合計は1059店となる。

サンベルクス
健康優良企業で認定

 サンベルクスは3月1日、今年2月付で健康保険組合連合会東京連合会の「健康優良企業 銀の認定」を取得したことを発表した

アクシアル リテイリング
<原信>新型コロナ感染症対策を一部変更

 アクシアル リテイリンググループの原信は3月13日から、政府の決定、小売業界のガイドラインの変更に伴い、新型コロナ感染症対策について、以下のように変更する。

<マスク着用>

  • お願いしてきた来店客へのマスク着用を廃止し、お客の判断に委ねる。
  • 勤務する従業員は、引き続きマスクを着用。
  • レジに設置している飛沫防止シートは継続設置。

<カフェコーナー>

  • 座席間の距離を保つため間引きしていた席を、新型コロナ感染拡大前の状態に戻す。

光洋
和歌山県に「農業振興支援 サテライトオフィス」を設置

 光洋は3月2日、和歌山県御坊市に「農業振興支援 サテライトオフィス」を設置することを発表した。和歌山県御坊市のサテライトオフィス等開設支援事業で整備された「御坊名田サテライトオフィス」の第1号入居企業としてオフィスの1室を借り受ける。施設運営者のコロナ農業生産(和歌山県)と協働し、4月1日から生産地での事業活動を進めていく。今後は、地元農業者とも連携し、おいしくて新鮮な農産物を店舗で取り扱っていく。

ハローズ
食品ロス削減に向け自主宣言

 ハローズは3月2日に食品ロス削減のため、以下のような取り組みを行っていくことを発表した。

  1. 2025年度までに、年間廃棄率0.4%以下を実現する。
  2. 2025年度までに、フードバンク団体などへ積極的に食品を提供し、年間食品提供量300トンを実現する。
  3.  2025年度までに、1店舗当たりの年間食品ロス量4トン以下を実現する。

フレスタ
「モチベーションアワード」で会社とチームがダブル受賞

 フレスタは3月6日、リンクアンドモチベーション(東京都)が、エンゲージメントスコアの高い企業に贈る「ベストモチベーションカンパニーアワード2023」を受賞したことを発表した。また、優れたチームに贈る「モチベーションチームアワード2023」についても、「東原店」と「長束北店」が優秀賞を受賞した。エンゲージメントスコアは、企業と従業員の相互理解・相思相愛度合いを偏差値化したもので、16領域64項目において従業員の期待度・満足度を集計。組織のエンゲージメント状態を可視化したもの。

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