[東京 27日 ロイター] – 経済産業省が27日に発表した5月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比1.2%増の11兆9840億円となった。19カ月連続で増加した。
ロイターの事前予測調査では1.2%増と予想されており、これと一致した。
季節調整済前月比では0.3%増加した。
業種別では、その他小売業と各種商品小売業が減少し、その他の7業種は増加した。
中でも家電など機械器具小売業と衣服・身の回り品小売業、医薬品・化粧品小売業の伸びが高かった。
なお、気温が高めで晴れの日が多かったことや、10連休があり例年より祝日が多かったことが寄与したとみられる。