日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストアの5月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.7%増となり、7ヵ月連続で前年実績を上回った。来店客数が1.1%減と3ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が2.8%伸びた。
5月は平均気温が高く、好天に恵まれた日が多かったことや行楽需要が堅調だったことから、アイスクリームや冷やし麺、飲料などがよく売れた。
商品部門別の既存店売上高は、弁当・総菜などの日配食品が0.8%増、菓子・飲料などの加工食品が0.8%増、たばこなどの非食品が3.3%増、チケット販売などのサービスが3.4%増だった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.7%増、ファミリーマートは2.4%増でいずれも7ヵ月連続のプラス、ローソンは2.1%増で2ヵ月連続のプラスだった。
コンビニ大手3社の既存店売上高(2019年5月)
企業名 | 売上高 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|
セブン-イレブン・ジャパン | 0.7 | ▲1.9 | 2.7 |
ファミリーマート | 2.4 | ▲0.5 | 2.9 |
ローソン | 2.1 | ▲0.6 | 2.7 |
前年同月比(%)、▲はマイナス