週刊コンビニニュース ファミリーマートがセレクトショップとのコラボ店を出店

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1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。ローソンが霞が関の庁舎内店舗で「ふくしま木戸川の水」を発売するという。福島第一原発の事故による水道水の不安を払拭する活動とはいえ、5店舗だけの販売ではややさみしい感じがする。国の後押しに支えられ全国のコンビニエンスストア店舗で発売されるようになれば、露出効果は期待できると思うのだが・・・。ロスが発生したとしても救い手は必ずある!(6月11日〜17日のニュースをまとめました)

①セブン-イレブン
寄贈品に関する協定を締結

 和歌山県、和歌山県社会福祉協議会と『商品寄贈による社会福祉貢献活動 寄贈品に関する協定書』を612日に締結した。

 セブン-イレブンは、店舗の改装時などに発生する在庫一掃商品を和歌山県社会福祉協議会に寄贈し、社会福祉貢献の活動に役立てる。寄贈商品は社会福祉協議会を通じて、市町村の社会福祉協議会や社会福祉施設に提供される。県は、この取り組みの広報活動や配分先に関する情報提供・収集を行う。対象外商品は酒、煙草などの免許品、日配商品、温度管理が必要な商品など。

 県とセブン-イレブンは20043月、「地域協働事業の実施に関する協定」を締結し、行政と連携して地産地消の推進や社会課題の解決に向けた取り組みを実施している。

 

②ファミリーマート
「セレクトショップ+コンビニ」業態が来春オープン

 衣料、小物雑貨を販売する「セレクトショップ」を運営するアパレル会社のアーバンリサーチとコラボした業態を来春オープンする。

 アーバンリサーチは、ファミリーマートが都市型ワーカー向けにオフィス内で展開する「ファミマ!!」とコラボレーションした業態店舗を展開することで合意した。都市型ワーカーに向けた新たなライフスタイル提案型リアル店舗で、2020年の春に新規オープンする。アーバンリサーチが「セレクトショップ+コンビニ」を一体運営することで、新たなコンビニエンスの空間を演出する。

 

③ポプラ
「せとうちの観光と物産展」に開催協力

 せとうちDMOが主催し、東京海上日動火災保険とポプラが協力する「せとうちの観光と物産展」が、620日と21日の2日間、東京・丸の内の海上ビル本館で「せとうちの観光と物産展」を開催する。

 せとうちDMOは、瀬戸内を共有する7県(兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛)、民間企業が参画する「一般社団法人せとうち観光推進機構」、金融機関・域内外の民間企業が参画する㈱瀬戸内ブランドコーポレーションで構成(DMODestination Marketing/Management Organizationの略)。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続可能な観光地域づくりを推進している。

 今回の開催は、首都圏における瀬戸内の特産品や地域の魅力の認知拡大を目的として行われるもので、地域商品(菓子、食品、飲料、酒など約300品目)の展示販売、観光プロモーション、瀬戸内の島々の菓子・スィーツ・スープなどが多数出品する目玉企画プログラムが予定されている。会場は、東京海上自動火災保険本館ビル1階マリンギャラリー(東京都千代田区丸の内121)。620日・21日開催。

 

④ファミリーマート
手作りデザート人気NO.1「スフレ・プリン」の新商品

 原材料や製法にこだわった手作りデザート「Famima Sweets」ブランドから2018年11月に「スフレ・プリン」を発売。ふわふわ食感のスフレ、とろける食感のプリンが同時に楽しめるスィーツで、累計販売個数が700万個を突破した人気商品。この「スフレ・プリン」に続く新商品が、まっ白な見た目が涼しげなミルク味の「まっ白ミルクのスフレ・プリン」(税込278円)で、6月11日からの発売。

 

⑤ローソンストア
復興シンボルの「ふくしま木戸川の水」を霞が関庁内で販売へ

 ローソンの新商品、商品情報についてまとめた。

1「ふくしま木戸川の水」を霞が関・庁舎内5店舗で発売
 福島県・双葉地方水道企業団は、福島第一原子力発電所事故の影響で住民にいまだ水道水への不安があることから、不安払拭や企業団を構成する5町(広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町)の復興シンボルとするため、ペットボトル水「ふくしま木戸川の水」(500ml・税込120円)を製造し、618日から東京都千代田区霞が関の庁舎内で営業するローソン5店舗で618日から発売する。

2 那須牛乳使用の「ふわふわミルクブレッド」
 611日から関東甲信越地区のローソン約4,800店舗で発売。6月の「牛乳月間」に合わせて、日光霧降高原大笹牧場の那須牛乳を使用した「ふわふわミルクブレッド」(税込135円)を発売した。
*牛乳月間・・・・・国連食糧農業機関が2001年に、牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの人々に知ってもらうことを目的に、61日を「世界牛乳の日」と定めた。日本でも毎年61日を「牛乳の日」とし、6月を「牛乳月間」としている。

3 近江米「みずかがみ」使用のおにぎり2
 滋賀県「びわ湖の日」を記念して、71日から県内の159店舗で発売する。近江米「みずかがみ」を使用した「和風だし飯おにぎり」、「洋風ブイヨン飯おにぎり」(いずれも税込110円)の2品で、昨年2月に販売したものを、新パッケージに県のシンボルマーク「Mother Lake」マークを入れて再販売する。

 4 丸いバターサンド「サクバタ」2
 お土産などの用途で人気の高いバターサンドに、丸く厚みのある形状とサクサクとした軽い食感に仕上げた「サクバタ」を、6月18日に発売する。「サクバタ-サクっとバターサンドキャラメル-」、「サクバタ-サクっとバターサンドストロベリー-」(いずれも税込220円)の2品。

 

⑥セイコーマート
余市町産トマト使用の酎ハイ

 果物の栽培が盛んな北海道余市町の「中野ファーム」で収穫された完熟トマト「桃太郎」を、セコマの酒「Secoma北海道余市町産完熟トマト酎ハイ」(350ml・税込128円)として、611日に発売した。「北海道との連携と協力に関する協定」(平成20115日締結)に基づく協働事業の、地産地消を推進した商品開発のひとつ。最近の余市町産の原料を使用した商品には、「Secoma北海道ブルーベリーソフト」や「Secoma北海道ももソーダ」(いずれも4月発売)がある。

 

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