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ファーウェイ、海外スマホ出荷の40─60%減少に備える=通信社

ファーウェイのスマートフォン「Honor 20」
6月16日、ブルームバーグが関係筋の話として報じたところによると、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、海外のスマホ出荷台数が40─60%縮小する状況に備えている。写真はファーウェイのスマートフォンの最新機種「Honor 20」。5月にロンドンで撮影(2019年 ロイター/Peter Nicholls)

[16日 ロイター] – ブルームバーグが関係筋の話として16日に報じたところによると、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、海外のスマホ出荷台数が40─60%縮小する状況に備えている。

同通信社によると、ファーウェイの「Honor 20」は英国やフランスなど欧州の一部地域で6月21日に発売されるが、売れ行きによっては、販売を打ち切る可能性もあるという。

同社の宣伝・販売担当幹部は、今年のスマホ販売が4000万─6000万台程度落ち込むことを想定している。海外での販売減少を補うため、中国国内のスマホ市場のシェアを最大50%獲得することを目指しているという。

この報道について、ファーウェイからのコメントは得られていない。

米政府は今年5月、安全保障上の懸念を理由に米国のサプライヤーが取引を行うことを禁止するリストに同社を加えた。

その時点でファーウェイの創業者、任正非氏は、米国の決定で同社の成長が鈍化する可能性はあるものの、若干の鈍化にとどまるとの見方を示していた。