週刊コンビニニュース
「セブンマイルプログラム」を大幅リニューアル

2019/05/28 05:00

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。循環型社会の実現に向けてコンビニエンスストアが果たす役割は大きい。限りある資源の再利用やプラスチックごみの発生防止などに、各社揃って重点を置くようになってきている。CVSが生活にすっかり定着した今だからこそ、その取り組みの歩みをもう少し早く進めてもらいたいと考える。(5月21日~27日のニュースをまとめました)

①セブン-イレブン
バーコード決済サービス『7 pay』を開始

 これまでもセブン&アイグループの電子マネー「nanaco」をはじめ、交通系電子マネーや各種クレジットカードなどによるキャッシュレス決済ができたが、7月1日からグループ独自のバーコード決済サービス『7 pay』を開始し、利便性が大幅にアップする。

 『7 pay』はセブン&アイホールディングス傘下のセブン・ペイが提供する、スマートフォンをツールとしたバーコード決済サービス。セブン-イレブンアプリ内で登録を完了し、支払い時はボタンひとつで簡単にバーコードが表示される。また、『7 pay』へのチャージは店頭レジ、セブン銀行ATM、各種クレジットカードからいつでも行える。

 『PayPay』、『メルペイ』、『LINE Pay』の国内3社、『アリペイ』、『WeChat Pay』の海外2社のバーコード決済サービスも同時に開始する。

 

②セブン-イレブン
「セブンマイルプログラム」を大幅リニューアル

 セブン&アイの特典プログラム「セブンマイルプログラム」が開始後、まもなく1年を迎える。9月1日には大幅なリニューアルが予定されていて、お得感をどう打ち出せるのか注目される。

 今回のリニューアルではランクやタームといった制度をなくし、マイルは200円(税抜)で1マイル貯まり、貯めたマイルはいつでも特典に交換できるようになる。マイルはnanacoポイントへの交換や体験型イベント・デジタル特典にも利用できる。主な変更点は以下の通り。

  • 200円(税抜)で1マイルが貯まる
  • 50マイル単位でnanacoポイントに交換可能(50マイルで50nanacoポイント)
  • 期間ターム・ランクがなくなる(現行:3ケ月1タームで1タームごとにリセット)
  • マイルの有効期限は翌々年の2月末まで

 また、「セブンマイルプログラム」の1周年を記念して、100円分から50,000円分のnanacoギフトが当たる感謝キャンペーンを6月1日から実施する。

 

③セブン-イレブン
ペットボトルの新たな回収スキーム

 “豊かで持続可能な社会”の推進の一環として、6月4日から東京都東大和市内のセブン-イレブン全店舗15店で、新たな回収スキームに基づく「ペットボトル自動回収機」を設置する。

 セブン-イレブンは2015年から「ペットボトル自動回収機」の設置を開始し、東京都、埼玉県の約300店舗で稼働しているが、今回は海洋ごみ対策を推進する日本財団とセブン-イレブンが連携し、さらにこの取り組みの趣旨に賛同する東大和市と東大和市清掃事業協同組合が協力。産官民が連携した回収スキームとなる。

 4者は“Bottle to Bottle”のリサイクル促進を図りつつ、地域一体型のサーキュラーエコノミー活動に取り組み、“循環型社会の実現”と海洋ごみの削減を推進していく。今回の設置に当たり、日本財団はペットボトル自動回収機の費用の半分を拠出する。

 

④ローソン
「山陰」を子会社化し品揃えにメリハリ

 21日、ローソンはポプラが保有するローソン山陰の株式30%を取得し、ローソンの完全子会社とすることを発表した。

 2014年12月にポプラと資本業務提携を締結し、ローソン山陰(本社:鳥取県米子市)はこれまで、島根県、鳥取県、山口県でダブルブランドの「ローソン・ポプラ」で90店舗を展開している。株式取得の理由は、山陰地域の人口減少、高齢化の進行により市場環境が変化したことに加え、競合環境も厳しさを増しつつあり、両社の役割分担を明確にしようとしたことが挙げられる。

 ローソンは店舗運営を行うローソン山陰を全面的にバックアップし、ポプラは店舗運営をローソンに任せ、「ローソン・ポプラ」の強みともいえる「ポプラ弁」の供給に注力する。女性やシニア層に強いローソンと男性集客力の高い「ポプラ弁」の組み合わせで、難局を乗り越えることになる。

 

⑤ファミリーマート
県初の病院内店舗オープン

 “heartful(ハートフル)”をテーマにした「和歌山県立医科大学附属病院店」が22日にオープンした。和歌山県では初めての病院内出店となる。

 県立医科大学附属病院は県内唯一の特定機能病院で、ファミリーマートは“heartful”を店舗のテーマとした。店舗面積約45坪、24時間の営業で臨む。“heartful”の特長は以下の通り。

<商品> 通常のコンビニ商品やサービスに加え、土産物、入院用品、介護用品、メディカルフーズ(療養食)など、病院内で需要が高い医療衛生品の品揃えを強化。

<店内カラー> “木目調”の内装デザインを施し、“癒し”“温もり”を感じさせる雰囲気。また、明るく温かみのある暖色系のLED照明器具の採用で落ち着ける空間を演出。

<設備> 車いすや点滴の顧客に配慮した広い通路。転倒防止のつなぎ目の少ない抗菌床シートの採用。混雑緩和を目的とした有人レジ4台、セルフレジ2台設置。

<什器> レジカウンターに丸みを持たせ、手荷物置台や杖置きも設置。車椅子専用のレジカウンターも導入。

 

⑥ローソン
「ウチカフェ日本のフルーツ」アイスシリーズ10品

 夏に向けて、国産フルーツ果汁を30%以上使用したアイスシリーズ10品を、21日から順次発売。山形県産の佐藤錦、愛媛県産の伊予柑、和歌山県産の南高梅などを使用し、2層立てのアイスに仕上げた。アイスの外側と内側に使用する果汁の配合量を変化させ、外側は適度な酸味、内側は濃厚な甘味で、フルーツをまるごと食べる味わいが特長。すべての商品が税込185円。

 

⑦ミニストップ
「塚田農場」監修の5品

 エー・ピーカンパニーが運営する塚田農場が監修した“若鶏タルタルチキン南蛮弁当”(税込580円)など5品を21日に発売する。“秘伝のお通し肉味噌”(税込140円)、“タルタルチキン南蛮ロール”(同280円)、“おつまみポテトサラダ”(同321円)、“炊き餃子スープ”(同399円)など。

 

⑧セブン-イレブン
九州産米使用した米飯発売

 地産地消の取り組みの一環として、九州の店舗で九州産米を使用したおにぎりや弁当など26品を27日から発売する。

 

⑨ローソン
静岡県産メロン使用のベーカリー&高校生と共同開発

 中部地区店舗で静岡産のマスクメロン(クラウンメロン)を使用したベーカリー「四角いしっとりメロンパン(クラウンメロン)」(税込140円)を6月4日に発売する。クラウンメロンは一つの木から1個のみの収穫のため、特長は糖度が高く芳醇な香りにある。

 ローソンはまた、秋田県内のローソン店舗で28日から、県立金足農業高等学校の生徒と共同開発した「金農パンケーキ~ブルーベリー&ホイップクリーム」(税込145円)、「金農塩レモンクロワッサン」(同)を発売。6月4日からは東北エリアに拡大する。

 

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