週刊スーパーマーケットニュース
福原、初の業態をいよいよオープン

2019/05/03 05:00

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。いよいよ新店出店のスピードにブレーキがかかってきた。逆に、立地が比較的よく、店舗年齢が高くなりつつある既存店のリニューアルが主役となりつつある。リニューアル店の勝敗を分けるのは、便利さはもちろんだが、やはり商品やサービス。試行錯誤は続く・・・・・。(4月26日~5月2日のニュースをまとめました)

①福原
初となるスーパーアークスをオープン

     アークスグループの福原が27日、同社初の業態となる「スーパーアークス鳥取大通店」をオープンした。

     同社は北海道釧路市の同地区で「ビッグハウス釧路店」を営業していたが、建物が50年を経過し老朽化したことで敷地を再開発。「スーパーアークス鳥取大通店」として新築オープンした。売場面積は約674坪。

     水産コーナーでは、地元企業との取り組みを強化し、「魚の街」ならではの地場産、道東産にこだわった。また、食肉コーナーでは、地元産ブランド肉を豊富に品揃えした。同社最大級の売場面積を持つペット用品コーナーも同店の特徴としてアピールした。さらに衣料品コーナーも同時にオープン。食品・衣料品の一体型店舗として「毎日お買い物に行きたくなる店」を目指す。

     

    マックスバリュ南東北
    「ザ・ビッグ郡山店」をリニューアルオープン

     福島県郡山市にザ・ビッグ郡山店が26日オープンした。買物のしやすさを追求した店舗として生まれ変わろうとしている。

     売場面積は約1,114坪。「簡単・便利」、「時短」をキーワードにした商品を集合展開し、ほんのひと手間で美味しく食べられるサラダや惣菜などを提供することに重点を置いた。また、スポットライトや照明を増やすことで明るい売場に生まれ変わったことをアピールしたほか、主通路幅を確保して買物のしやすさを追求した。

     

    ③マックスバリュ中部
    91日に「東海」と経営統合

     マックスバリュ中部は昨年10月、マックスバリュ東海と経営統合に関する基本合意書を交わしたが、約1年後の今年91日、統合の運びとなる。

     マックスバリュ東海を存続会社、マックスバリュ中部を消滅会社とする合併を行うことを、410日に開催されたそれぞれの取締役会で決議し、合併契約を締結した。今後、両社の株主総会決議を経て、91日の経営統合を目指す。

     合併に先立ち、中部が行っているディスカウントストア事業を吸収分割の方法でイオンビッグへ承継する。

     

    ④マックスバリュ東海
    5月も「健康キャンペーン」「食育講座」を開催

      店舗と自治体との連携による健康キャンペーンを、5月は3回実施するほか、食育講座も1回行う。

     マックスバリュ東海は、顧客の「食」への関心と理解促進を図るため、幼稚園・保育園や小学校などへ出向き、子供から年配層までの幅広い層を対象とした食育講座開催するとともに、各自治体との協働による健康や栄養をテーマとしたキャンペーンを行ってきた。地域の健康管理・維持への意識向上を図るべく、骨密度測定や肌年齢測定といった各種健康測定の実施や栄養の効果的な摂取方法などを提案する。

     5月の健康キャンペーンは、自治体による健康測定の実施、同社スタッフ考案による健康メニューの試食などを行う。20日・マックスバリュ袋井豊沢店、23日・裾野店、30日・稲取店。食育講座は10日、河津町立東小学校(静岡県賀茂郡河津町)で「ぶりの解体による部位の説明や調理方法、栄養について」の講座を開く。

     

    コープデリ連合会
    24トンの食品ロス削減

     コープデリ(埼玉県さいたま市)は2018年度、24トンの食品ロス削減を行った。削減した分はフードバンクを通じて生活困窮者、福祉施設、子ども食堂などに提供される。

     食品ロスの削減対象となったのが、物流センターで予備に少量確保していた農産品や流通段階で少し袋が破けた米などで、食品ロスとならないようにフードバンクへ寄贈。2018年度は、合計24トンがセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)や地域のフードバンクに贈られる。寄贈された商品は、生活困窮者、福祉施設、子ども食堂などに役立てられる。

     国内の食品ロスの発生量は年間約643万トン(2016年)に上っており、売れ残りや食べ残しを減らし、無駄に使われる食品の規制が求められている。

     

    ⑥カスミ
    カレンダーのチャリティー募金を続けて8 

     東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の子供たちのために、チャリティー募金1,300万円を26日に贈呈した。

     カスミはチャリティー活動を昨年11月から12月にかけて実施。今回は1,300万円の募金があり、陸前高田市の子供たちに贈呈した。2012年からの累計寄贈金額は、今回で12,050万円となった。

     「明日暦」(あしたごよみ)カレンダーは1冊500円。今回のカレンダーでは、『海と活きる~次世代に伝えたい風景~』と題し、海と暮らし、海に学び、海を思う陸前高田の大人と子供たちの姿を紹介していて、活動は買物客、地域住民、取引先からの共感を受けて行ってきた。

     

    ⑦アークス
    絶滅危機種を守る共同企画

     23日からサッポロビール黒ラベル「花火缶」を発売する。1缶につき1円が国の天然記念物を守る会に寄付される企画となる。 

     北海道と北東北の330店舗でサッポロビールと共同で行う企画で、同エリアの代表的な花火大会のチケットをプレゼントする。缶のデザインは、北海道に生息する「シマフクロウ」が、キラキラと輝く花火をバックに楽しげな表情をしているデザイン。1缶につき1円を、国の天然記念物で絶滅危機種に指定されているシマフクロウを守るべく活動している「北海道シマフクロウの会」へ寄付される。

     

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