日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストアの3月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.03%の微増となり、5カ月連続で前年実績を上回った。来店客数が1.6%減と2カ月ぶりにマイナスとなったものの、客単価が1.7%増えた。
商品部門別の既存店売上高は、弁当・総菜などの日配が0.4%減、菓子・飲料などの加工食品が2.5%減といずれもマイナスだったが、たばこが好調だった非食品が2.7%増と健闘。チケットなどのサービスも0.7%のプラスだった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.1%増、ファミリーマートは0.8%増でいずれも5ヵ月連続のプラス、ローソンは0.3%減で6ヵ月連続のマイナスだった。
■コンビニ大手3社の既存店売上高(2019年3月)
企業名 | 売上高 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|
セブン-イレブン・ジャパン | 0.1 | ▲1.7 | 1.8 |
ファミリーマート | 0.8 | ▲0.7 | 1.5 |
ローソン | ▲0.3 | ▲2.4 | 2.1 |
※前年同月比(%)、▲はマイナス