オークワ、22年2月期に経常利益45億円、中期経営計画を発表

2019/04/02 11:10
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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オークワ
オークワ(和歌山市)は4月1日、中期経営計画を発表した。

 オークワ(和歌山市)は4月1日、2022年2月期に営業収益2700億円、経常利益45億円の達成を目標とする中期経営計画を発表した。

 重点施策として、新規出店により商圏を拡大しつつ、スクラップ&ビルドと既存店の改装に注力、次世代型店舗の開発も進める。商品については、店内加工するアイテムを絞りつつ、食品工場や生鮮加工センターで製造・加工するセントラルキッチン化を進め、店内作業の軽減と商品の利益率向上を図る。また、女性が働きやすい職場環境整備や外国人労働者の採用拡大などによって、人手不足の解消につなげる。

 同日発表した19年2月期の連結業績は、営業収益が前期比1.3%減の2651億円、営業利益が32.4%増の28億円、経常利益が29.1%増の30億円だった。稼働2年目を迎えた総菜工場「オーデリカファクトリー安八」(岐阜県安八)の効率改善が進んだことなどにより、利益が伸びた。ただ、客数の伸び悩みや人件費の上昇で営業利益は期初予想を5億円下回った。

 

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