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週刊コンビニエンスストアニュース セブンイレブン食品ロス削減の取り組みを発信

セブン-イレブン・ジャパンは9月30日から、10月の「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」および「食品ロス削減月間」に合わせ、「もったいないをなくそう!チャレンジ(3Rの取り組み)」と題して、グループ各社の取り組みを紹介する特設サイトをホームページ内に開設。グループ各社の一部店舗へのポスター掲出と併せ、3Rや食品ロス削減の取り組みを発信していく(9月27日~10月3日のニュースをまとめました)。

セブン-イレブン・ジャパン
新ブランド「セブン・ザ・プライス」を立ち上げ

 セブン-イレブン・ジャパンは、PB商品「セブンプレミアム」から、求めやすい価格を追求したブランド「セブン・ザ・プライス」を9月26日に立ち上げた。

 昨年7月にイトーヨーカ堂で販売を開始し、今年9月までの累計販売額が39億円を突破した「ザ・プライス」(約190アイテム)を、セブンプレミアムの新ブランドとしてグループの店舗で販売していくかたちだ。「ザ・プライス」同様、食品や日用品などの生活必需品の品質を変えずに、求めやすい価格で提供していく。

 9月26日現在の商品数は11アイテム。主な特長は、「デザインの色を削減してコストを削減」「物流と生産の効率を高めて価格に還元」「シンプルな商品づくりを追求」など。セブン-イレブン・ジャパンでは、一部の約280店舗で10月以降順次販売する。

南海グループとフランチャイズ契約を締結

 また、9月28日には、南海電気鉄道、南海フードシステムと業務提携契約を締結。南海フードシステムが運営するコンビニエンスストアのフランチャイズ化する。これにより、南海フードシステムが運営する「アンスリー」「nasco+」をセブン-イレブンのフランチャイズ店舗に転換。1号店のオープンは今年12月の予定。

「3R推進月間」「食品ロス削減月間」で特設サイトを開設

 9月30日からは、10月の「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」および「食品ロス削減月間」に合わせ、「もったいないをなくそう!チャレンジ(3Rの取り組み)」と題して、グループ各社の取り組みを紹介する特設サイトをホームページ内に開設。グループ各社の一部店舗へのポスター掲出と併せ、3Rや食品ロス削減の取り組みを発信していく。

ファミリーマート
世界No.1のバリスタと共同開発したチルドカップコーヒー

 ファミリーマートは、9月27日にPB「ファミマル」の新商品として、世界チャンピオンのバリスタである粕谷哲氏と共同開発したチルドカップコーヒーを発売。

 本商品は、数カ月間にわたって試飲などの各種テストを重ね、従来のチルドカップコーヒーのクオリティを超える味わいを完成させたという。「レギュラー」「ビター」「砂糖不使用」(いずれも税込160円)と「深煎り焙煎」(218円)の4種類を提供していく。

焼うどん・焼そばの容器変更でプラスチック削減

 9月26日には「ファミマルKITCHEN」の「かつおだし香る!醤油焼うどん」や「コク旨ソース焼そば」などの一部容器を4.6%薄肉化し、バイオ素材配合の環境配慮容器に変更すると発表。年間約12トンの石油系プラスチックが削減される見込み。

コスメキッチンと協業した新スキンケアブランド

 また、10月4日から、マッシュビューティーラボが運営するナチュラル&オーガニックのセレクトショップ「Cosme Kitchen(コスメキッチン)」と協業。スキンケアブランド「Mitea ORGANIC(ミティアオーガニック)」商品を発売する。

 肌にとって重要な「水」と「オイル」にこだわったスキンケア4品目、1DAYトライアルセット、リップ1品目3色をラインアップした。

商品のラベルシールを紙製に変更

 10月4日からは、プラスチック使用量の削減を目的に、弁当やパスタなど約80種類の商品に添付しているプラ製のラベルシールを、順次紙製に切り替える。年間でプラ使用量約82トンの削減を見込んだ。

ローソン

<近畿地区>「発祥の地まいづる肉じゃがコロッケバーガー」

 ローソンは「発祥の地まいづる肉じゃがコロッケバーガー」を9月27日に発売。海軍ゆかりの食文化として文化庁「100年フード」に認定された肉じゃがを再現した。

 昭和13年に発行された海軍の料理教科書「海軍厨業管理教科書」の「甘煮」(肉じゃが)のレシピを参考にした肉じゃがコロッケ使用のバーガーで、近畿2府4県で発売。税込160円。

<沖縄県>郵便局の空きスペースを活用して商品販売

 10月3日から11月30日には、沖縄県南城市の知念地区にある郵便局で、近隣住民の買物サポートとして商品を販売する実証実験を行う。食料品を取り扱う店舗が少ない同地区の郵便局内の空きスペースに専用棚を設置し、那覇市内のローソン店舗から商品を搬入して販売する。菓子、調味料、日用品など常温で販売可能な約100品目を品揃え。利用者アンケートをもとに商品の入れ替えも検討する。

 従業員は配置せず、設置している専用の入金箱に現金(10円単位/釣銭なし)を投入して商品を購入する形をとる。販売時間は9時から17時。

買物代行サービス「PickGo for LAWSON」の実験導入を開始

 9月28日からは、配送のマッチング事業を行っているCBcloud(東京都千代田区)と協業し、買物代行サービス「PickGo for LAWSON」の実験導入を、東京都・千葉県・埼玉県の33店舗で始めた。

 アプリを通じて商品を注文すると、CBcloud社に登録している配送ドライバー(個人事業主)が、利用者に代わって指定店舗で商品を購入し、希望する場所まで届けるサービス。「PickGo for LAWSON」では、弁当、おにぎり、ベーカリー、菓子、日用品、酒類を中心に、約570品目を取り扱った。

 特徴は、①注文した商品がない場合は、配送ドライバーが代替商品を提案、②配送希望日時の指定が可能、③商品のピックアップや購入は配送ドライバーが対応、など。

<島根県>西日本初の「LAWSONマチの本屋さん」

 10月7日、「ローソン江津敬川店」(島根県江津市)を「LAWSONマチの本屋さん」としてリニューアルオープンする。「LAWSONマチの本屋さん」は、昨年から日本出版販売と提携して展開する書店併設型店舗。通常のCVSの品揃えに加え、約6000タイトルの本・雑誌を取り扱う。

 今回の店舗では、売場面積約69坪のうち約25坪を書店に当てた。「LAWSONマチの本屋さん」としては3店舗目で、地域の書店とコラボレーションした併設店舗と合わせると、計23店舗になる。

<近畿地区>「京の農林女子ネットワーク」と共同開発した惣菜・サラダ

 10月11日から近畿2府4県の店舗で、京都府内の農林業に携わる女性が参加する「京の農林女子ネットワーク」と共同で開発した「万願寺 甘とうとおあげの炊いたん」(税込289円)、「万願寺甘とうのサラダ(胡麻醤油ドレッシング)」(354円)を発売する。

<ナチュラルローソン>「台湾フェア」を開催

 10月4日から首都圏のナチュラルローソンで、台湾にゆかりのある商品を販売する「台湾フェア」を開催。6回目となる今回は、昨年に続き台湾観光局とコラボレーションして台湾の人気店「京鼎樓(ジンディンロウ)」監修の商品を10品発売する。オリジナル商品以外にも、飲料・袋麺・菓子・ビールなど約50品の台湾関連商品や台湾伝統の詰合せ商品も販売。

<中部地区>石川県の特産品を使用した4品

 中部地区の店舗では、10月18日から石川県の特産品である「五郎島金時」を使用した「おいもデニッシュ(五郎島金時芋)」(税込151円)、「おいもパン(五郎島金時芋)」(151円)と、石川県立金沢商業高等学校の生徒と共同開発した「どーなっ茶(加賀棒ほうじ茶入りホイップ使用)」(180円)、「かぼワッサン(味平かぼちゃホイップ使用)」(150円)を発売する。

ミニストップ
“単品おにぎり”を全面リニューアル

 ミニストップは9月27日、主力の“単品おにぎり”を全面リニューアルして、全国で発売した。リニューアルでは、「おにぎりはもっとうまくなる!」「おにうまい」の2つの意味を掛け合わせた「おにうま!」を新しいブランド名に。ごはんの炊き方や具材とのバランスを見直し、新しい発想で組み合わせたおにぎりを商品化していく。

 今回発売した「おにうま!」の目玉は、「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作氏が監修した「手巻 漬けだれで味わう ネギトロ」(税抜140円)と「手巻 万能だれで味わう 牛焼肉」(150円)の2品。また、定番の「手巻 紅しゃけ」や「手巻 ツナマヨネーズ」などもリニューアルし、発売した。10月以降は、「かけ算おにぎり」や「でかむすびシリーズ」など、新規商品を打ち出していく。

セコマ
オリジナルの冷凍餃子が新登場

 セコマは9月26日、オリジナルの冷凍餃子「Secoma ギョーザ」(税抜250円)を発売。フライパンで焼いて簡単につくれる冷凍餃子で、食べ飽きず、なじみのある味わいに仕上げた。

北海道増毛町産の洋なしを使ったソーダ

 また、10月3日からは、北海道増毛町産の洋なしを使った「Secoma 増毛町産洋なしソーダ」を発売。増毛町産洋なしを使用した商品は人気が高く、これまでにゼリー、アイスバー、シャーベットの3品目を発売し、累計約118万個を販売した実績を持つ。税抜118円(茨城県・埼玉県は128円)。