中部エリアでは、これまで売上高最大だったユニー(愛知県)が、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都)傘下で総合スーパー(GMS)改革を推進。既存店の一部をディスカウントストア(DS)「ドン・キホーテ」とのダブルネーム店舗に転換して、グループ会社へ移管したことで売上高が減少し、スギホールディングス(愛知県:以下、スギHD)が中部エリアトップに浮上している。
スギHDをはじめとするドラッグストア(DgS)企業では、とくに食品を強化する「フード&ドラッグ」業態が勢力を増している。
クスリのアオキホールディングス(石川県)は、子会社を通じて中小の食品スーパー(SM)を次々と傘下におさめている。ここ1年では事業会社のクスリのアオキ(石川県)が22年3月、一二三屋(福島県)、ホーマス・キリンヤ(岩手県)、フードパワーセンター・バリュー(岩手県)を吸収合併している。
中部エリア最大の
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