週刊コンビニニュース ローソン、コーヒーカップのリユース実験に参画

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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一週間のコンビニエンスストア(C V S)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ローソンは4月4日から、東京都内の丸の内エリアと渋谷エリアのローソンおよびナチュラルローソン4店舗で、店内淹れたてコーヒー「MACHI café」で繰り返し利用できるリユースカップの提供実験を開始する。7月末まで実験を行い、以降約100店舗まで拡大を予定している。対象店舗でリユースカップを提供してもらい、利用後は別の対象店舗でも返却できる仕組みで、丸の内エリアではすでにスターバックスが10店舗で実験を行っている。リユースカップは、業態をまたぎスターバックスの実験店舗でも返却が可能になる(3月29日〜4月4日までのニュースをまとめました)。

ローソン

セブン-イレブン
ペットボトル回収機を1000台追加設置
植物性ミルクを使用したアイスラテ

 セブン-イレブン・ジャパンは2022年度、レジ袋の「本部収益相当額」を活用し新たに1000台のペットボトル回収機の追加設置を行う。同社は17年12月以降、店舗への回収機の設置と活用を進めており、21年度は有料レジ袋の販売による「本部収益相当額」約8億6000万円を設置費用の一部に充て年度目標の1000台設置を達成している。

 また同社は「セブンカフェ」から、初めて植物性ミルクを使用したアイスラテを発売する。4月5日に東京都内のセブン-イレブン約230店舗で発売し、6月から順次全国に拡大していく。今回発売する「セブンカフェ アーモンドミルクラテ」(税抜204円)で使用している「アーモンドミルク」は、健康志向の高まりからカロリーや糖質、コレステロールの摂取を控えている人や、ビタミンEや食物繊維を積極的に摂りたい人のあいだで話題となっている植物性ミルクで、原料生産過程で排出される温室効果ガス量が比較的少ないという特長もある。

ファミリーマート①
「飲みたいフレーバー」のフラッペを連続展開
「ファミマ・ザ・クリームパン」発売8日で220万食突破

 ファミリーマートは、コーヒーマシンのミルクでつくるフラッペシリーズから、人気のフレーバー「カフェフラッペ」(税込298円)と「ストロベリーフラッペ」(330円)を3月29日に発売した。今年のフラッペは、全国の15歳以上の男女約1万人にインターネット調査を実施し要望の多かった「飲みたいフレーバー」を連続して展開していく予定で、「今回の新商品は、「飲みたいフレーバー」の第1弾。

 また同社は、オリジナルパンブランド「FAMIMA BAKERY」の新商品「ファミマ・ザ・クリームパン」(税込128円)の累計販売数が、3月22日の発売開始から8日で220万食を突破したと発表した。同社パンシリーズ最大のヒット商品となった。

ファミリーマート②
ラーメンデータバンクと共同開発のカップ麺シリーズ第5弾
宇治抹茶スイーツを堪能できる「宇治抹茶まみれ」を開催

 ファミリーマートは、昨年から取り組んでいるラーメンデータバンクと共同開発した限定カップ麺シリーズの第5弾として、「渡なべ監修 やみつきブラック」(税込228円)を4月5日に全国で発売する。東京のラーメン激戦区・高田馬場の名店「渡なべ」監修で、過去人気を博した限定メニューを、日清食品の協力を得てカップ麺で再現した。

 また同社は4月5日から25日の期間限定で、抹茶をふんだんに使用したスイーツ、アイス、菓子、ドリンクなどオリジナル商品15種類を展開する「宇治抹茶まみれ」を開催する。発売から約5カ月で累計販売1000万食を突破した「ふわふわケーキオムレットシリーズ」から、新フレーバーの「ふわふわケーキオムレット 宇治抹茶」(税込268円)が登場するほか、パリッ&もちもちとした食感が楽しめる「宇治抹茶もち最中アイス」(178円)、抹茶の香りが広がる「香る抹茶のフィナンシェ」(160円)など、多彩な食感と抹茶の風味&香りを贅沢に味わえる商品をラインアップした。

ローソン
ご飯の重量を4分の3にした「おてがる」弁当シリーズ
<東北地区>「県別コッペパンシリーズ」の第5弾

 ローソンは4月5日、小容量タイプの弁当「おてがるのり弁」、「おてがるロコモコ風(もち麦入りご飯)」、「おてがる鶏そぼろ(もち麦入りご飯)」(いずれも税込297円)の3品を発売する。ご飯の重量を150g(従来品の75%程度)にした弁当で、サラダやデザートなど複数の商品と組み合わせやすいサイズになっている。

 また同社は4月5日から、東北エリアの店舗で「県別コッペパンシリーズ」の第5弾として、「もっちりっちコッペ~岩手県産ブルーベリーのゼリー入りホイップ~」(税込145円)を発売する。岩手県産米“銀河のしずく”の米粉を使用したパン生地で、岩手県産ブルーベリーを使用したゼリー入りのホイップクリームをサンドした。

ミニストップ
~Sweets Carat~の第5弾
2030年までに使い捨てプラ使用量を半減

 ミニストップは、「キラキラ輝く、心トキメく。こだわりのトレンドスイーツ」をコンセプトにした「~Sweets Carat」~の第5弾として、「もっちりしっとり生カヌレ」(税込260円)を3月29日に発売した。流行のフランス伝統菓子カヌレにホイップクリームをたっぷり乗せ、見た目もかわいらしくアレンジした。

 また同社は4月1日から順次、関東エリアの直営店46店舗でカトラリーやストローの素材変更の実験を行い、加盟店と調整しながら全国への拡大を検討する。すでに、店内手づくり弁当容器は紙製へ、弁当容器はプラスチックの軽量化を行い、店内加工パフェのカップについては環境配慮素材に変更済みで、今回はカトラリーを使い捨てプラスチック素材からバイオマスプラスチック配合素材に変更し、ストローは紙製に切り替える。あわせて、啓発販促物の掲示、店内放送による呼びかけ、レジ画面でのCM放送を実施し、2030年までに使い捨てプラスチック使用量を半減する。

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