アマゾンが公開した動画生成ツール
笑える話か、笑えない話か。みなさんに判断いただきたい。
コンサルタントである私はほぼ毎日のように企業人たちと話すのだが、とある日、雑談の中で生成AIの使い道について相談を受けた。私はプログラミングもできるので「ChatGPTでプログラミングコードも書いてもらえますよ。なにかつくってみませんか?」と提案した。
するとその有名企業の部長は固まり、しばらくしたのちに「やりたいことといっても……。そうだなぁ、和暦を入力したら西暦を返してくれるプログラミングなんかどうだろう」とおっしゃった。
それであればエクセルの計算式で事足りる。つまり、高度な技術がどんどん世に出ているのに、そもそも使う側に「やりたいこと」がないのだ。「そりゃ、日本でDXが進まないわけだ」と私は心の中で思った。
先日、アマゾン(Amazon.com)がAIを用いた動画生成ツール「Video Generator」を公開した。似たようなツールはこれまでもあったが、動画の完成度の高さに私は驚愕した。
「Video Generator」では、写真1枚から動画を生成することができる。たとえば
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