週刊スーパーマーケットニュース マルエツ、フードドライブ活動を125店舗に拡大！
マルエツ（東京都）のフードドライブ活動が、全店舗の約4割にあたる125店舗に拡大した。期間限定で実施する食品スーパーは多いが、マルエツは、フードドライブ活動への理解とより一層の支援を得られるように、店内にオリジナルの食品寄付ボックスを常設。これまでに寄せられた食品は累計21万8750点に達した。社会福祉協議会やNPO法人などのフードバンク団体、自治体を通じて、支援を必要とする施設や団体、子ども食堂、家庭に届けられるが、実施店舗の拡大に伴い、連携する団体の数も増えている。（6月20日～26日までのニュースをまとめました。）
イトーヨーカ堂
新ブランド「鳩印（ハトジルシ）」を立ち上げ
イトーヨーカ堂（東京都）は、「日本の手仕事のぬくもりを受け継ぐ」をコンセプトにした新ブランド「鳩印（ハトジルシ）」を立ち上げた。6月23日からイトーヨーカドーとヨーク店舗で販売を開始。ものづくりの現場では、経験と繊細な技術が求められる一方で、担い手不足により継承が難しくなっている。そうした背景から、シンプルな素材にこだわり、丹精込めてつくりあげる商品として「鳩印」を展開。第１弾として北海道産の素材にこだわった和菓子２品を発売した。今年度中に約20アイテムまで商品ラインアップを拡大する予定だ。
全国農業協同組合連合会
ニチリウグループに加盟
全国農業協同組合連合会（JA全農）は、6月23日付でニチリウグループ（日本流通産業）に加盟した。JA全農は傘下に全国Aコープ協同機構を組織し、メンバー9社の合計売上高は約3000億円。ハイクオリティブランドと位置づけるJAグループのプライベートブランド（PB）「エーコープマーク品」に加え、今後はニチリウグループの量販型PB商品を新たに採用し、スケールメリットを享受していく。
成城石井
「おこさま店員」を募集
成城石井（神奈川県）は、小学校1年生から6年生までの児童を対象に「おこさま店員」を募集し、店舗であいさつ練習や商品スキャンなどのレジ体験、オリエンテーション、商品出しといった業務を体験できる企画を行う。7月26日から9月15日までの期間、7店舗で「おこさま店員」として1時間15分ほど従事する。
アルビス
「配送型」ネットスーパーのサービス開始
アルビス（富山県）は、これまで実施してきた駐車場で商品を受け取る「来店受取型」のネットスーパーのサービスを一旦終了し、「配送型」のネットスーパーに切り替える。アプリから24時間、いつでもどこからでも注文ができ、翌日自宅まで配達するサービスで、子育てや仕事などで忙しく来店が難しい場合や、悪天候で外出が大変な場合などに対応した。
ハートフレンド
ネットスーパー事業で大阪エリアに進出
ハートフレンド（京都府）は、「FRESCOネットスーパー」事業を拡大し、大阪エリアへの商品配達と店頭受取サービスを開始した。FRESCOネットスーパーは、昨年10月から始めたネットショッピングサービスで、「フレスコ」の実店舗で販売する商品に加え、飲料のケース販売など、重量のある商品も扱っている。
記事執筆者
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